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中業種:百貨店

業界定義

百貨店とは、元々大きな面積の店舗を持ち、多種類の商品を取り扱う店のことである。
法的な定義付けは不明確で、経済産業省の商業統計上では、以下を満たすものとしている。
①従業員50人以上の商業事業所
②衣・食・住の商品群の各販売額が、小売販売総額の10%以上70%未満
③セルフサービス方式の売場が50%未満

市場規模

百貨店業界の市場規模は、ピーク時から25%減の6兆5,842億円となり、縮小傾向が続いている。対前年増減率についても店舗数調整後の数値で10.1%減と13期連続して悪化している(日本百貨店協会調べ)。

百貨店の市場規模は今後6兆円規模にまで縮小すると予測されている。

業界分析

<現状>
【地方百貨店の動き】
地方百貨店においては、売場面積の縮小、人員の削減などにより縮小する動きが活発なっている。

【市場縮小による競争激化】
首都圏や地方都市圏など立地を問わず経営環境は厳しさを増しており、競争は激化していくとみられる。

【安価店の入居】
安価店による百貨店への入居が増加している。しかしながら、低価格商品による集客は見込めるものの、店舗の売上高から一定の割合を納入させる百貨店は既存の店舗の売上減少により、大幅な減収に繋がっている。安価店の入居は百貨店のビジネスモデルに影響し、今後の百貨店の動向に注目される。

M&A動向

ここ数年においては、業務提携、経営統合、不採算店舗の撤退などが相次ぎ、生き残りを掛けた再編が激しさを増している。

地方百貨店においては、全国展開型の百貨店と合併し、規模の経済による収益力の向上で生き残りを目指す動きが起こっている。今後も地方百貨店と全国展開型の百貨店の再編は続くものと予想される。

業界主要企業

(単位:百万円)
企業名 売上高 営業利益
3099 三越伊勢丹ホールディングス 1,220,772 10,993
3086 J.フロントリテイリング 950,102 20,323
8233 高島屋 869,476 18,173
8242 H2Oリテイリング 465,033 10,555
8252 丸井グループ 406,472 14,795
2011年度

業界動向

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