弊社担当との初面談は、2010年1月初旬のまだ寒い季節であった。
面談に至った背景は、オーナー社長自身、事業承継問題と調剤業界の今後の動向に対する不安があったためだった。
そこで、弊社より第三者との資本提携(M&A)が一番有効な選択肢であり、調剤業界の再編が加速している現状を考えれば今以上のタイミングはないことをご提案し、M&Aによる事業承継の選択という結論に至った。
以前からいただいていた買収ニーズに合致し、是非譲り受けたいという強い思いのもとに条件交渉が始まった。
結果的に、社長の希望譲渡金額、役員借入金の一括返済、従業員の継続雇用、引継ぎに関する好条件など、社長のニーズを満たした条件提示により、譲受会社の柔軟な姿勢に対する大きな信頼感が生まれ、両者意気投合し基本合意を締結した。
本件は不動産の売買も絡んでいたため、確認、調整事項も多かったが、デューデリジェンスも含め譲受会社の柔軟な対応と譲渡会社の社長の迅速な対応により、スムーズに6月初旬に最終契約締結に至った。
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