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2011年10月成約事例

対象会社(譲渡会社) 譲受会社
事業内容
調剤薬局
1店舗
業界別M&A動向へ
調剤薬局
業界別M&A動向へ
地域 関東 関東
概要

調剤薬局3店舗を運営する地域密着型の優良企業。

過去に同エリアでドラッグストアを展開していたこともあり、長い社歴の中で、信頼される薬局として確固たる地位を築いていた。

関東、関西を中心に全国規模で調剤薬局を展開。

検討理由

・事業の選択と集中
・将来の事業承継問題の解決
・薬剤師の確保が困難

・重点エリアのドミナント戦略に合致
・調剤薬局業界の将来を見据えた規模拡大

背景

調剤薬局3店舗の経営状況は良好だったが、1店舗だけ離れたエリアにあり、当該店舗は在宅医療・施設調剤も行っていたため、オーナーの業務量は膨大であり、大きな負担となっていた。

加えて、将来の後継者候補は決まっておらず、潜在的な事業承継問題も抱えていた。


スキーム
事業譲渡
  

経緯

オーナーとの初面談は2010年8月。

調剤薬局3店舗を経営するオーナーは、店舗運営の効率化を常々模索していた。
各店舗とも利益の出る優良店舗ではあったが、1店舗だけエリアが離れており、人材や商品在庫の有効活用ができずにいた。
さらに当該店舗は特別養護老人ホームの在宅医療・施設調剤も行っており、その業務の大半をオーナーが担っていた。

事業の選択と集中による経営の効率化と、オーナーにかかる負担軽減の2点にメリットを感じたことが、本件を検討するきっかけとなった。

譲受候補数社に打診をしたところ、全社興味を持ち、すぐにTOP面談へと進む。
各社と面談後、オーナーの意向と条件を満たす1社と具体的に検討を進めていたが、急遽検討が中断される。
分包機などの設備投資と人件費が当初の想定より必要であることが主な理由であった。

これを受けて、すでにTOP面談を終えていた別の候補先が再検討を開始。
以前より同エリアでのドミナント戦略を模索していた同社との間で、2011年8月に基本合意契約を締結。

前回検討が中断された問題点も、同エリアに複数店舗をもつ譲受候補会社は、各店舗間による設備、人材の有効活用によりカバーできると判断。
DDによる条件変更なく、柔軟な対応でオーナーの希望を全て受け入れ、9月に事業譲渡契約を締結し、10月1日の譲渡となった。


提携効果

【譲渡会社】
・他店舗への経営資源の集中による店舗運営の効率化
・人材不足による店舗運営難等の将来リスクの回避
・業界再編のタイミングでの売却による利潤の獲得

【譲受会社】
・既存店舗との相乗効果(人材、在庫の有効活用)
・スケールメリットの向上(仕入れ等)


弊社担当より

本件は震災による影響、譲受候補会社の変更等、色々な問題が発生しましたが、
オーナーの迅速かつ誠実な対応と、譲受会社の柔軟性、スピード感が良縁成立の要因だったと感じております。

本件により、譲渡会社はオーナーの過大な業務量が軽減され、他店へ経営資源を集中することもできるようになり、より一層発展されることと思います。
一方、譲受会社は優良店舗の承継により、既存店舗との相乗効果、スケールメリットの向上が期待されます。
双方のニーズを満たした素晴らしい縁談をお手伝いできたことを、心よりうれしく感じております。

両社の末永いご発展を祈念致します。

(本件に対するご質問、お問い合わせは渡辺・土屋まで)


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