2010年8月 技術系商社 →
上場企業オーナー 成約実績
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掲載情報について
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
- 第1Q(10月-12月)
- 第2Q(1月-3月)
- 第3Q(4月-6月)
- 第4Q(7月-9月)
- 1月末頃
- 4月末頃
- 7月末頃
- 11月半ば頃
譲渡会社
- 業種
- 技術系商社
- 地域
- 中部
- 上場
- 未上場
譲受会社
- 業種
- 上場企業オーナー
- 地域
- 関東
- 上場
- 未上場
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概要譲渡会社は、中京地盤に長い業歴を持つ技術系商社。親会社の事業の「選択と集中」の中、新スポンサーを探していた。事業内容に関心を持った上場企業オーナーの元で、グループの支援を受けつつ、V字回復を目指す。弊社への相談から約5ヶ月、良縁の成立となった。
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経緯2010年3月初旬、譲渡会社の親会社社長より「子会社売却について相談したい」との連絡が弊社担当に入る。
譲渡会社の経営陣も、先行きの見えない外部環境に対して、危機感を募らせていた。「お取引先との関係継続、従業員の雇用維持はじめ、事業継続のための新たなパートナー探しをお願いしたい」との意向を受け、3月下旬より本格的な譲受先企業探しを開始した。
匿名での打診を開始して約1ヶ月、はじめに関心を示したのは、周辺業態への進出を模索していた上場専門商社で、5月末のトップ面談を経て事業シナジーを模索するも、ここ数年来の急激な業績悪化と先行きの不透明感を理由として検討を辞退することになる。
その後も数社が事業面では関心を持つも、足元の業績や負債の増加を理由に、なかなか検討が進まない状況が続いた。
事態が急展開したのは7月、ある上場企業のオーナー会長への弊社担当による提案からであった。
オーナー会長は、財務内容よりも事業面に着目された。
「この企業が取り組んでいる事業分野は非常に面白い。これからの時代、世界的な競争に日本企業が打ち勝つには、技術力に裏打ちされた信頼、それを担う人財が重要だ。譲渡会社に自分が必要とされるのであれば、お引き受けしましょう。」
オーナー会長の言葉を受けて、親会社の社長、譲渡会社の経営陣に報告、トップ面談のセッティングとなった。
当初は異業種の上場企業グループへの参画に難色を示した経営陣も、オーナー会長との面談を経て 「この方であれば信頼して付いていって間違いない」との確信に至った。
一方、オーナー会長も 「お客様・事業・雇用を何としても守っていきたい」という現経営陣の強い想いを汲み取られた思慮深いご対応をなされた。 -
提携効果8月20日の大安日、新役員陣の就任含めた人事が発表された。
譲渡会社は、オーナー会長の指揮の元、上場企業グループの後方支援を受けながら、収益力の向上や海外展開を目指すことになる。
譲渡会社の役員陣も継続して事業に当たり、100年企業への地歩を固めることになる。 -
弊社担当者より本件は、親会社の代表、譲渡会社の経営陣にお会いしてから約5ヶ月での良縁成立となりました。
途中、経営陣と親会社のご意見がぶつかる場面もあったものの、最終最後は新オーナー会長の強力なリーダーシップと思慮あるご対応によって無事に成約を迎えることができました。
担当者としてもM&Aの意義を再認識すると共に、関わる全ての方々の幸せの最大化のために職務を全うしようとの意志を強くしました。
両社の末永き発展を祈念いたします。
(本件に関するご質問、お問合せは十亀・中村まで) -
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