2011年10月 調剤薬局
3店舗 →
調剤薬局 成約実績
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掲載情報について
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
成約事例・実績の開示については、適時開示の観点から、以下のとおり、各四半期決算の開示後のタイミング(3ヶ月ごと)で行ないます。
- 第1Q(10月-12月)
- 第2Q(1月-3月)
- 第3Q(4月-6月)
- 第4Q(7月-9月)
- 1月末頃
- 4月末頃
- 7月末頃
- 11月半ば頃
譲渡会社
- 業種
- 調剤薬局
3店舗 - 地域
- 関東
- 上場
- 未上場
譲受会社
- 業種
- 調剤薬局
- 地域
- 関東
- 上場
- 未上場
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概要譲渡会社オーナーは常々店舗運営の効率化を模索していた。事業の選択と集中による効率化とオーナーの業務量軽減にメリットを感じ、事業譲渡を決断。譲受会社は同エリアを中心とした調剤チェーン会社で、既存店舗との相乗効果があると判断。震災の影響などもあったが、双方の誠実かつ迅速な対応により信頼関係が構築され、事業譲渡成立となった。
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経緯オーナーとの初面談は2010年8月。
調剤薬局3店舗を経営するオーナーは、店舗運営の効率化を常々模索していた。
各店舗とも利益の出る優良店舗ではあったが、1店舗だけエリアが離れており、人材や商品在庫の有効活用ができずにいた。
さらに当該店舗は特別養護老人ホームの在宅医療・施設調剤も行っており、その業務の大半をオーナーが担っていた。
事業の選択と集中による経営の効率化と、オーナーにかかる負担軽減の2点にメリットを感じたことが、本件を検討するきっかけとなった。
譲受候補数社に打診をしたところ、全社興味を持ち、すぐにTOP面談へと進む。
各社と面談後、オーナーの意向と条件を満たす1社と具体的に検討を進めていたが、急遽検討が中断される。
分包機などの設備投資と人件費が当初の想定より必要であることが主な理由であった。
これを受けて、すでにTOP面談を終えていた別の候補先が再検討を開始。
以前より同エリアでのドミナント戦略を模索していた同社との間で、2011年8月に基本合意契約を締結。
前回検討が中断された問題点も、同エリアに複数店舗をもつ譲受候補会社は、各店舗間による設備、人材の有効活用によりカバーできると判断。
DDによる条件変更なく、柔軟な対応でオーナーの希望を全て受け入れ、9月に事業譲渡契約を締結し、10月1日の譲渡となった。 -
提携効果◎ 譲渡会社にとって
・他店舗への経営資源の集中による店舗運営の効率化
・人材不足による店舗運営難等の将来リスクの回避
・業界再編のタイミングでの売却による利潤の獲得
◎ 譲受会社にとって
・既存店舗との相乗効果(人材、在庫の有効活用)
・スケールメリットの向上(仕入れ等) -
弊社担当者より本件は震災による影響、譲受候補会社の変更等、色々な問題が発生しましたが、
オーナーの迅速かつ誠実な対応と、譲受会社の柔軟性、スピード感が良縁成立の要因だったと感じております。
本件により、譲渡会社はオーナーの過大な業務量が軽減され、他店へ経営資源を集中することもできるようになり、より一層発展されることと思います。
一方、譲受会社は優良店舗の承継により、既存店舗との相乗効果、スケールメリットの向上が期待されます。
双方のニーズを満たした素晴らしい縁談をお手伝いできたことを、心よりうれしく感じております。
両社の末永いご発展を祈念致します。
(本件に対するご質問、お問い合わせは渡辺・土屋まで) -
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- 事業譲渡
- 後継者不在
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