IT業界でM&Aが
活用されています
慢性的な人手不足にあるIT業界(ソフトウェア・情報通信業界)では、
これまでもM&Aが活用されてきました。
近年では、新型コロナウイルス感染症の影響による新しい生活様式に対応するべく、企業もスピード感を持った成長が求められています。
M&Aは成長に必要な時間を買えるというメリットがあり、
積極的な活用する企業が増えています。

成長戦略・事業承継にM&Aという選択肢
-
人材獲得IT業界の経営戦略においてデジタル人材確保はもちろんですが、組織全体としての成長を支えるためには、管理や総務などの社内体制の構築が不可欠です。大手の資本や経営資源を活用することで、組織基盤を強化し、スピーディーな事業のスケールアップの実現が期待できます。
-
競争力の向上大手資本の充実したリソースを活用することで、製品やサービスの早期開発や、新たな顧客層にリーチができるなど、事業拡大をよりスピーディかつ効果的に進めることが可能になり、市場シェアの迅速な拡大と収益性の向上が期待できます。
-
後継者問題の解決独自の技術やノウハウ、販売先等を保有しているものの、後継者が存在しないことで事業の継続が難しくなっている企業でも、他社に譲渡することで、長年培ったノウハウや人材を活かして企業の存続を図ることができます。
弊社実績紹介
-
早期上場実現のためのM&A活用
譲渡 IT系企業
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
譲渡時の売上高 約25億円
譲受 投資ファンド
野村キャピタルパートナーズ株式会社
売上高 非公開
株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、ビッグデータの可視化と有効活用に特化したASPサービスを提供し、テキストマイニング、MAツール、HRテックなどの分野で広く展開している企業です。
最近ではテレビCMやタクシー広告でも知られ、増収増益を続ける優れたベンチャー企業です。大手企業や多様な業界の顧客からも高い評価を得ており、単独経営でも順調に事業を展開していました。さらなる成長と発展のため、同社はHRテック領域での認知度をさらに高め、シェアを拡大を目的に上場を計画しました。しかし、上場のためには、資金調達や企業の信頼性を高めることが必要とされるため、戦略的な手段としてM&Aが選ばれました。譲渡先には野村キャピタルパートナーズを選択されました。野村キャピタルパートナーズは野村證券のファンドであり、上場支援も含めて最適なパートナーと判断されたためです。
この提携により、プラスアルファ・コンサルティングは一部出資を受け、経営基盤を強化し、約2年後に上場を果たしました。プラスアルファ・コンサルティングの社長は引き続き代表として活動し、組織設計や予実管理など内部体制の整備に取り組んでいます。また、提携先グループの広範な人脈を活用して、会社の価値向上と事業シェアの獲得に努めています。
-
DX推進のためのM&A
譲渡 ソフトウェア受託開発
株式会社アクシスウェア
譲渡時の売上高 約10億円
譲受 ゼネコン
飛島建設株式会社
売上高 約1,350億円
株式会社アクシスウェアは、上流工程から保守まで対応可能なソフトウェア開発企業であり、エンドユーザーとの直接取引を中心に基幹システムや課題解決システムの開発を得意としています。業績は順調でしたが、新型コロナウイルスの影響で取引先の旅行会社や不動産会社からの受注が激減しました。
それでも、アクシスウェアの経営陣は技術力に自信を持ち、引き続き元請け案件の獲得と、従業員にワクワクする仕事を提供する方針を模索していました。そこで、アクシスウェアは最先端の開発を可能にするため、IT投資に積極的な事業会社のグループに参加することを決断し、M&Aを検討しました。
譲渡先として選んだのは飛島建設であり、同社は中期経営計画でデジタルトランスフォーメーションの加速と革新的なビジネスソリューションの提供を目指して、IT企業とのM&Aを進めていました。両社は何度も面談を重ね、経営方針やビジョンが一致したため、M&Aが成立しました。
アクシスウェアの経営陣は引き続き残り、飛島建設のDX推進に全力を注いでいます。異業種であるITと建設の組み合わせですが、シナジー効果が生まれ、両社の強みを活かした新たなビジネス展開が期待されています。
着手金無料の
報酬体系
M&A はあくまで“選択肢の一つ”です。
すべての経営者様にM&A を検討いただくため、弊社では創業以来、独自の報酬(手数料)体系で、
専任のアドバイザーが初期相談、企業価値評価の算出からお相手探し(マッチング)までご提案いたします。
M&A検討から
成立までの流れ

M&A仲介会社の中でも
圧倒的な支払手数料率の低さで
サポート
M&A キャピタルパートナーズ |
大手証券会社 | 大手M&A 仲介業者 | |
方式 | 株価レーマン | 企業価値レーマン | 移動総資産レーマン |
算出基準 |
株式譲渡対価のみに 一定の科率を乗ずる |
株価+ネット有利子負債に 一定の科率を乗ずる |
株価+負債総額に 一定の科率を乗ずる |
豊富な仲介実績
専門家による伴走
様々なケースや、業界でのM&A 経験が豊富なアドバイザーが、オーナー経営者様の意思決定をサポートいたします。
些細な質問からDD アドバイスなど専任の担当者が一気通貫のM&A サービスを提供いたします。

アドバイザーのご紹介
-
取締役十亀 洋三Sogame YouzouITベンチャーから製造業まで幅広い領域をカバーし、ノンコア事業の譲渡や投資ファンドのExit、クロスボーダー案件まで多様な成約実績を有する。
-
執行役員 企業情報部 部長前川 勇慈Maekawa Yuji上場会社の管理体制構築やM&Aのエキスパート。会計コンサルティング会社でIPO支援をはじめとする経験を積み、その後は資本業務提携やMBO支援、事業承継M&Aなどを担当
-
執行役員 企業情報部 部長鈴木 康士Suzuki Kojiリスクマネジメントと相続対策のスペシャリスト。法人保険コンサルティング会社での経験を活かし、当社ではM&Aアドバイザリー業務に専念。製造業からサービス業まで、多様な業種のM&Aを推進
-
企業情報部 部長井野 幹也Ino Mikiya国際的な視野と多岐にわたる業種への深い理解を持つM&Aアドバイザー。Big4での経験を生かし、金融、物流、飲食、コンサルティング、建設、工事業界など、幅広い業界のM&A案件に取り組んでいる。
-
企業情報部 部長松井 聡Matsui Satoshiヘルスケア業界のM&Aスペシャリスト。調剤薬局やドラッグストア等を中心に、数多くのM&Aを推進。
-
企業情報部 部長角田 貴洋Tsunoda Takahiro東証プライム上場の大手不動産会社にて、収益不動産の投資運用業務に従事。2017年当社に入社し、不動産業、専門商社、ヘルスケア等、幅広い分野で数多くの実績を残す。
- お客様の業界における最新のM&A情報を提供
- M&Aにおける企業価値を正確に評価
- M&Aを選択肢とした経営戦略の提案