三菱商事(8058)リオ・ティントと豪州炭鉱を共同買収へ

2011-08-08
  三菱商事 <8058> は、リオ・ティント社(英国ロンドンおよび豪州メルボルン)が8日発表した、完全子会社の三菱デベロップメント社(MDP社、豪州シドニー)とリオ・ティント社による、MDP社とリオ・ティント社の保有分以外のコール&アライド社(C&A社、豪州シドニー)株式に対する、法的拘束力を持たない暫定的且つ条件付きの、共同での買収提案の素案に関して、現在協議中だが未だ流動的だと発表した。

  C&A社は、豪州証券取引所上場の豪州最大級の一般炭生産者で、ニューサウスウェールズ州のハンターヴァレー地区において3つの生産中の炭鉱を保有している。リオ・ティント社が子会社を通じて同社の75.71%の株式を、MDPが10.2%を保有している。
  
  買付価格は配当含め1株あたり123.20豪州ドルで、8月5日時点でのC&A社の終値に対し35.4%、直近1ヶ月の平均株価に21.9%のプレミアムを付加した価格となっている。C&A社の最大の機関株主であるパーペチュアル社は、優位な提案が新たに浮上しない限り本提案を支持すると表明している。

  本提案に関する議論を円滑に進めるため、両社が更にC&A社株式を取得することがないよう、両社が他方の合意なしに2ヶ月間C&A社株の追加取得を禁止することを規定した株式取得等停止証書(スタンドスティル証書)を締結しているが、それ以外の合意や協定は存在しておらず、具体化する保証はないとしている。

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