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婚活サービス展開のIBJ（6071）、同業のツヴァイ（2417）にTOBを実施

2020-03-11

株式会社ＩＢＪは、株式会社ツヴァイの普通株式及び本新株予約権を公開買付けにより取得することを決議したことを発表した。

IBJ社は、連結子会社８社により構成され、婚活事業を展開している。会員や日本結婚相談所連盟に加盟する結婚相談所の会員に対して結婚相手を紹介することに加え、パーティー・イベント等の企画・開催サービス、アプリその他のオンラインシステムを通じた結婚相手の紹介など、多様化する婚活スタイルに柔軟に対応する体制をとっている。

「ご縁がある皆様を幸せにする」という経営理念のもと、婚活事業及びライフデザイン事業を通じて、社会に貢献し、高い成婚率の実現とグループの企業価値の継続的向上を目指しているが、中核事業である結婚相談所ネットワークについては、現在、関東、東海及び関西が中心であり、また、会員に向けた専任カウンセラーによるサポート体制を整備している直営の結婚相談所は、東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県及び福岡県での展開に留まっている。そのため地方銀行との業務提携を実施し、地方における独身の経営者・後継者に対する婚活サポートを通じて地方銀行の取引先の事業承継を支援するとともに、地方銀行の取引先に対して、結婚相談所事業の開業を支援し、地方創生及び人口減少問題に貢献する取組を推進しているなかで、全国規模のサービスへ進化・拡大させることが課題となってきた。

その一方で、日本結婚相談所連盟では、全国約2,250 社のフランチャイズ相談所に加盟する約65,000 名の活動会員に対して多くのお見合いの機会を提供するとともに活動のサポートも行っており、婚活事業や周辺領域への戦略的なM&A推進、ウエディング・旅行代理店・保険代理店・語学教室などのライフデザイン事業の拡大などを進め、2022年12月期には日本結婚相談所連盟の加盟相談所を5,000社へ拡大することにより「日本の成婚組数の３％をＩＢＪから創出する」ことを目指している。

本公開買付けの成立後は、公開買付者及び対象者がそれぞれ培ってきた企業風土や独自の文化を活かしながら、両社間で相互ネットワークの拡充と既存事業の補完を中心に協業を深めていき、両社の企業価値向上に資する施策、シナジー効果の発現及び事業成長の加速に最適な経営体制を構築していくとのこと。

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