医療機器開発・遠隔医療サービス提供のAMIが、日清紡HD(3105)と資本業務提携

2022-02-28
心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器『超聴診器』や遠隔医療サービスの社会実装により、急激な医療革新の実現を目指すAMI株式会社は、日清紡ホールディングス株式会社と資本業務提携を締結し、1.5億円を資金調達したことを発表した。

AMI株式会社は、200 年以上大きな技術革新もなく、医療従事者の経験と聴覚に頼らざるを得なかった聴診器にイノベーションを起こすべく、心疾患診断アシスト機能を搭載した『超聴診器』の開発に取り組んでいる。また、遠隔医療領域では、AMIの掲げるクラウド総合病院構想を実現するために、アフターコロナ時代の医療DXを推進する新たな DtoD(Doctor to Doctor:医師-医師間)遠隔医療サービスの社会実装、そして医師の偏在や地域医療格差を解決するソリューションの展開を目指している。

日清紡HDは、「ライフ&ヘルスケア」を戦略的事業領域の一つに定め、強みである無線通信技術を使った医療機器や介護領域での製品開発を通じて、人々の日々の暮らしに貢献している。

今回、「ライフ&ヘルスケア」事業における更なるイノベーションを実現すべく、AMIと遠隔医療事業の開発を目的とした資本業務提携に至り、今後は日清紡HDの情報通信技術、センシング技術、医療機器製造などのノウハウの提供や、AMIのもつAIやデータ解析の技術・臨床研究フィールドを通じて、両社共創により質の高い遠隔医療サービスの社会実装を目指していく。

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