イオン銀行が、投資信託保護預り口座に関する事業をマネックス証券に承継 金融商品仲介業務で包括的業務提携

2022-12-27
株式会社イオン銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林裕明、以下「イオン銀行」) およびマネックス証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:清明祐子、以下 「マネックス証券」)は、金融商品仲介業務における包括的業務提携(以下「本提携」)に関し、 最終契約書を締結した。
本提携の実行は関係官庁の許認可取得等を条件とし、2024 年 1 月より新体制でサービスを ご提供する予定である。

イオン銀行とマネックス証券は、イオン銀行の顧客基盤、ブランド力および全国に広がる 店舗ネットワークと、マネックス証券およびそのグループ会社の商品組成能力や幅広い商品 ラインアップというそれぞれの強みを活かして、イオン銀行のお客さまに対して質の高い 資産形成サービスを提供するべく本提携に至った。 本提携により、イオン銀行は、投資信託事業に加え金融商品仲介業務を行うことで、取り扱う投資信託の銘柄数が約 300 銘柄から約 1,200 銘柄へ大幅に増加するなど、顧客のサービスラインアップの拡充を図る。加えて、イオン銀行は資産運用ビジネスにかかるシステム管理 およびバックオフィス業務をマネックス証券に委託することで、経営資源を顧客サービスに集中 することが可能となる。これらにより、イオン銀行のお客さまサービスの質的向上・拡充を 図り、顧客満足度向上を目指していく。
今後、イオン銀行が発行する「イオンカード」によるクレジットカード決済で、少額から投資信託の積立ができるサービスを開始するなど、毎日のお買い物同様、気軽に資産形成を 始めていただける新たな商品・サービスを共同で企画検討していく。あわせて、日々の お買い物などで貯まったポイントを活用して投資信託を買い付けることができるサービスの 提供も視野に入れ、検討を加速させる。 本提携を機に、イオン銀行とマネックス証券は、顧客の資産形成をより一層サポートできるよう、共同でのマーケティング戦略を検討および推進し、顧客の生活をより豊かにすることを目指していく。


本提携の内容

イオン銀行は、イオン銀行の投資信託保護預り口座に関する権利義務を、会社分割(簡易吸収 分割)によりマネックス証券に移管し、両社が共同して現在および将来のイオン銀行のお客さま の資産形成に取組む。 本提携実現後、イオン銀行は、マネックス証券から金融商品仲介業務の委託を受け、引き続き 投資信託の販売を継続する一方で、マネックス証券は、顧客の取引の執行および口座の管理を行う。

今後のスケジュール

顧客の投資信託口座に関する移管のお手続きやスケジュールなど詳細については、 イオン銀行ホームページ内に特設サイトを設置し、随時案内予定である。

【株式会社イオン銀行】
イオン銀行は、「親しみやすく、便利で、わかりやすい」顧客第一の金融サービスを提供することを普遍的なミッションに掲げ、グループ各社が運営する商業施設における顧客との接点と、小売業で培った独自のマーケティングノウハウを銀行業に活用することで、 顧客の生活に即した安全・安心な金融商品・サービスの提供に努めてきた。また、 多様化する顧客のライフスタイルに応じて、店頭やアプリなど接点に関係なくいつでもどこでも同様のサービスを同一の利便性で利用、オンラインとオフラインを 融合した OMO バンクの実現を目指していく。

【マネックス証券株式会社】
マネックス証券は、「未来の金融を創造する」ことを企業理念として掲げ、創業以来、 ユニークな商品・サービスを提供すると共に、様々な情報をタイムリーに発信するなどして 個人投資家の投資活動をサポートしてきた。また、証券基幹システムを内製化し、 顧客のニーズにあったサービス、資産形成・増加に貢献できるサービスを提供 することを目指していく。


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