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M&A CAPITAL PARTNERS INTERVIEWS #03

世界最高峰に勤めるよりも、
世界最高峰をつくっていく
経験に価値がある

企業情報第二部 課長 カピス健人

SCROLL

人と人との関係性の中でしか
生まれない価値を提供

EPISODE.1

父はアメリカ人で、母が日本人、こう見えても日本生まれの日本育ちです。学生時代に体育教師を志していたのですが、まずは社会経験も必要だろうと考えました。それならば、当時、“日本でもっとも厳しい会社”と言われていた証券会社に身を置こうと考えました。教師と証券会社は全く違うように見えて、実は人の人生に関わるという部分は共通していると思います。しかも証券会社は大切なお金を介して人に関わっていくという観点から、意義のある仕事だと感じていました。

入社後、多くのお客様の資産を預かることになるのですが、踏み込んだ話もするようになります。信頼をされるようになってくると、悩み事を打ち明けてくださるのですが、中堅企業のオーナー様にとって事業承継、M&Aの悩みが一番重く、かつ数も多いように感じました。証券会社の社員の立場で、事業承継の専門会社をご紹介したり、本社の担当部署につないだりすることはできたのですが、例えばプライベートでもお付き合いのあるオーナー様が人生を懸けてきた会社の承継という、もっとも大きな悩みを直接解決することもできず、ただ紹介をするだけという立場が非常にもどかしく感じました。自分の大好きなオーナー様に最後まで寄り添うためにも、M&Aを専門的に取り組みたいと思うようになりました。

M&Aを専門とする会社は、いくつもありました。しかし、私がこだわったのは、譲渡する側にもされる側にも、また最初から最後まであらゆる局面において関与しながら一気通貫で対応するというスタイルです。 M&Aを専門とする会社は、いくつもありました。しかし、私がこだわったのは、譲渡する側にもされる側にも、また最初から最後まであらゆる局面において関与しながら一気通貫で対応するというスタイルです。前職では様々なM&Aブティックの方と付き合いがありましたが、その方々はお客様と対面するより、証券会社の支店に訪問することや勉強会を開くことに時間を割いている印象でした。

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前職では様々なM&Aブティックの方と付き合いがありましたが、その方々はお客様と対面するより、証券会社の支店に訪問することや勉強会を開くことに時間を割いている印象でした。

特に中堅中小企業のM&Aは、ロジックだけではなく、人の気持ちや意思が重要になってくることが多く、そのオーナー様のことをどれだけ深く知っているか、何を求めているのかを正しく汲み取ることが必要です。一方、譲り受ける会社様も様々な立場の方がいらっしゃる中で、誰もが納得できる最適解は何かを見つけるためにも、時間をかけて向き合うことが重要というのは少なからずあると思います。

この仕事には、ある意味職人的な部分もあるのかと思っています。属人的な仕事に対する否定的な風潮もありますが、属人化した方が良い部分もあります。関係性の中でしか生まれない価値というのは確かに存在し、それが人の人生に深く関われる部分だと思います。また、このような環境に身を置くからこそ自身も人間的な成長を遂げることができるのだろうと思います。

私は業界未経験で入社しましたので、右も左も分からないことばかりで、苦労をたくさんしてきました。悩むことも多々ありましたが、優しく接してくれる上司や切磋琢磨できる同期、後輩の存在はとても頼りになり、支えになり、ありがたく感じました。どれだけ忙しい中でも相談に乗ってくれて、お客様の対応にも時間を割いてくれます。メンバーが仲良く、共有の精神を持ちながらお客様を向いて真摯に誠実に仕事をしているのが、弊社の強みかもしれません。だからこそ、自身の器を超える沢山の仕事に対しても、安心して全力で向かうことができ、結果として成長も早いのだと思います。

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決心に、真心でこたえることで
お客様の期待を超え続ける

EPISODE.2

最高峰の仕事というのは、知れば知るほど遠くに感じています。入社当時は何も分からなかったので、“3年頑張ったら最高峰の一端が見えるのかな”と思っていましたが、全くそのようなことはありませんでした。今では“10年続けて、ようやくスタートラインに立てるのではないか”と思えるくらいにM&Aの凄さ、奥深さを実感しています。例えば、同じ株を譲渡するM&Aでも、一つ一つ内容が大きく違います。毎回、新しい壁にぶつかり、毎回、新しいことを知る機会があります。

今は、“最高峰とは何か”と考える際、結局は自分の目の前にいるお客様にとっての最高峰を目指すことが大切だと思っております。オーナー様から「色々なところからM&Aに関する話がきたけれども、カピスさんだから任せたい」というお言葉をもいただいた時に、“最高峰に一歩一歩近づいている”と感じたからです。そのお言葉をいただくために、お客様の期待を必ず超え続けるということを常に意識しています。

期待を超え続けるためには、提案内容だけでなく、どのような状況であっても約束したことを実行し、頼りにされる存在であることも必要です。同時に徹底的に自分を知っていただき、関係性を築くために時間の濃度も大事です。時間をかけて、何度も足を運ぶのも重要ですが、わずか10分でも濃密な時間を過ごすことができれば、絶対に仲良くなれるという信念を持ち、徹底的に自分のことをオープンに話すことを心掛けています。また、オーナー様が歩まれてきた人生、考えていることを知れば知るほど、私自身もどんどん相手のことを好きになり、オーナー様のために何とかしようと心から考えるようになります。

私たちの名刺には“決心に、真心でこたえる”というコーポレートキャッチが書かれています。以前、これを見たオーナー様から、「“決心に、真心でこたえる”か、確かに今日会うのも“決心”があったからね」とぼそっと言われたことがありました。 私たちの名刺には“決心に、真心でこたえる”というコーポレートキャッチが書かれています。以前、これを見たオーナー様から、「“決心に、真心でこたえる”か、確かに今日会うのも“決心”があったからね」とぼそっと言われたことがありました。確かにオーナー様からすると、会社を譲渡するという意思決定は、大変重い決断です。それに対して、自分がベストを尽くさないのは、大変な失礼にあたります。常にベストを出し続けられているかと自問自答しています。

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確かにオーナー様からすると、会社を譲渡するという意思決定は、大変重い決断です。それに対して、自分がベストを尽くさないのは、大変な失礼にあたります。常にベストを出し続けられているかと自問自答しています。

謙虚で素直な社員が
圧倒的な熱量で
時間を掛けて努力している

EPISODE.3

「世界最高峰の投資銀行」にしていくために、どのような方に加わって欲しいか。そこに至るまでの道のりは長く険しく、何がハードルなのかさえも分からないくらいに遠く高い目標です。それに対して愚直に、そして誠実に行動できる人にジョインしてもらいたいです。

私自身、入社面接のときに社長の中村から聞いた、「世界最高の投資銀行になる」という言葉に魅了されました。“世界最高峰の投資銀行に勤める”人は、世の中に少なからずいると思いますが、“世界最高峰の投資銀行を一からつくる”経験は恐らく、世の中でも稀有な経験であると同時に、何と魅力的な話なのだと感じました。

社長の中村の言葉で励みになったのは、「たとえ未経験でゼロからスタートしたとしても、信念を強くぶらさず持っている人は、多少の遠回りをしても、必ず目標を実現できる」という言葉でした。正解もないですし、いつ成果が出るかも分からない仕事ですが、目標に向かって、自分を信じながらコツコツやり、目の前のお客様に対してベストを尽くす積み重ねが大事です。そういう意味では自分を信じられる自己肯定感を適度に持つことも大事だと思います。

また、能力の高い人が圧倒的な熱量で時間を掛けて努力しているけれども、謙虚な人たちばかりが集まっているので、成長する環境としてはこの上ない場所だと思っています。ただ、謙虚でありながらも周りから何と言われようと目標を高く持てる人とご一緒したいです。

最後にひとつ付け加えたいのは、弊社の行動指針の中に「家族の幸福を達成する」という記述があるという点です。M&A業界はハードなイメージがありますが、ある程度裁量がもてますので、私自身は子どもの行事には参加するなど、家族と過ごす時間も大切にしております。それが、また自分の仕事の原動力になっていることは間違いありません。

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