M&Aキャピタルパートナーズ創業ストーリー~「世界最高峰の投資銀行」への道のりのはじまり~
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M&Aキャピタルパートナーズ創業ストーリー ~「世界最高峰の投資銀行」への道のりのはじまり~
M&Aキャピタルパートナーズ創業ストーリー ~「世界最高峰の投資銀行」への道のりのはじまり~
2025/10/13
2005年10月12日に創業したM&Aキャピタルパートナーズ。今でこそ、東証プライムに上場し、上場企業平均年収ランキング10年連続1位を獲得するなど、M&A仲介業界で圧倒的な知名度を有していますが、代表の中村が創業してからここまでの道のりはとても険しいものでした。MACPを知っていただくうえで、とても重要となる創業ストーリー、ぜひご覧ください。
代表の中村とM&Aの出会い
MACP創業のルーツは、代表の中村が新卒で1995年に入社したハウスメーカーに遡ります。
10年間設計と営業等に従事し、後半は地主の方向けの資産運用相続対策も手伝うなど、お客さまから大きな資産を預かって地図に残る仕事をして喜んでいただけるという事が天職だと思っていました。地主の方やご一族の方を伺う仕事を通じ、これから日本では非常にM&Aが増えてくる。M&Aアドバイザーという人達が活躍をしていて、社会的に大きなインパクトを与える大きな取引がこの「アドバイザー」と呼ばれる人達の中で非常にスピーディーに動いている。という事を知り、ぜひそこで仕事をしたいと強烈な憧れを持ったことが創業のきっかけ、創業者中村のM&Aとの出会いでした。
当時はM&Aの仕事に転職したいと思ったのですが、銀行・証券の経験者しか採用しなかったので、自らスタートするしかないなと思い、業界もあまり分からなかった中、資本金300万円、常勤も中村1人という状況で2005年に創業しました。これが創業の経緯になります。
試練の創業期──ゼロからの挑戦
代表の中村は創業当時、悔しい思いや苦しい思い出は多く、最も苦労したのは資金繰りだと語ります。資本金300万円でスタートして、そこからブランドや実績がない中、ようやく1件目のクロージングが取れました。何件か成約があって、入った成功報酬でなんとか会社を立派にしないとやっぱり生き残っていけないというのがありました。
現在、上席執行役員で創業メンバーの土屋がMACPにジョインしたのが2005年12月、1期目から合流しました。2、3期目の時に2度あと数ヶ月で会社が潰れるという事があり、会社に対してもお客様に対しても責任と成果が出せていない表れということで、非常に辛かったと語っています。会社としても実績とブランドがない中で、成約になかなか至らなかった事は一番苦労した場面でした。ただ非常に苦労はしましたが、実はそこが今の仕事の糧にもなり、非常に力を蓄えた場面にもつながりました。しゃがみはきつくて本当に『谷』ではありましたが、これは辛ければ辛いほど高くジャンプできるようなイメージができたと言えます。
努力という面で言いますと、努力がすぐ結果には結びつきはしませんでしたが、この努力が今の成長につながり、メンバーにとっても非常に良い経験になりました。
仲間とともに──上場へかけた想い
代表の中村は、当初マザーズ上場の時、東証アローズの銘柄情報が回る場所がありますが、まだ社員全員でも30名いかないくらいの中、東京証券取引所の方から上場通知書をいただける場面がありました。
その際、「本当にこれで一人前で、金融業界で戦っていけるぞ」といった想いや、当時の資金繰りの苦労、辞めていったキャリア人材のこと、お世話になったクライアント、踏ん張ってくれた社員のことなど、いろんな想いがあふれ出てきて、本当にボロボロ泣きながら上場通知書を受け取り、非常に思い出深い上場となりました。
上席執行役員の土屋は、上場について2つの想いがあったと語っています。1つは上場している瞬間に、辛い時はありましたが、自身が出してきた実績・成果によって上場という達成感を感じられたこと。もう1つは、当時苦労した中、ブランドや実績がない中で戦ってきましたが、世界最高峰の投資銀行という理念に向けてやっとスタートラインに立つことができたと感じられたことです。
MACPのストーリーは未来へと続く
MACPは、創業当初から代表の中村が掲げる「世界最高峰の投資銀行」を目指し、全社員が全力で走ってきました。創業時は実績もなかったため、お客さまからの信頼を得られず、信頼いただけるように磨いてきたのが「ブランド」となります。その転機となったのが2013年の東証マザーズ上場です。上場によるブランド力向上で、お客さまから信用していただけるようになり、そこからコンサルタント1人当たりの生産性が一気に上がっていきました。
私たちが目指すのは、「世界最高峰の投資銀行」ですが、まずは「国内No.1のリーディンググループ」、その先に「日本経済を支えるフラグシップカンパニー」から「世界を代表するM&Aリーディンググループ」へとステップアップしていきます。代表の中村も「まだエベレストのふもとの感覚」とメディアに話していますが、今後も全員全力で「世界最高峰の投資銀行」を目指していきます。
記事監修者