「歴史に残るM&A」を可能にするMACPの組織力~お客さまの「最大の悩み」を解決できるのがMACPの魅力~
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「歴史に残るM&A」を可能にするMACPの組織力 ~お客さまの「最大の悩み」を解決できるのがMACPの魅力~
「歴史に残るM&A」を可能にするMACPの組織力 ~お客さまの「最大の悩み」を解決できるのがMACPの魅力~
2024/06/11
コーポレートアドバイザリー部 部長/梶 博義(左) 企業情報部 課長/小沼 航大(右)
MACPの特徴といえば「大型案件」です。創業以来、日本経済史に残る案件をはじめ、株価総額100億円超の大型案件を数多く成約に導いてまいりました。なぜ業界内でこれほどまでに際立った成果を残せるのか。その背景の一つに、M&Aアドバイザーを支援する専門家組織・コーポレートアドバイザリー部(CA部)の存在があります。大型案件をどのように実現しているのか、CA部の部長とM&Aアドバイザーに話を伺いました。ぜひ、MACPで働きたい方をはじめ、ご関心ある方はご覧ください。
まずはお二人の担当業務とご経歴、入社の経緯をお聞かせください。
梶:私は社内のM&Aアドバイザーたちを財務や法務などの専門的見地からサポートするCA部に在籍しています。MACPに入社したのは2015年で、それ以前は監査法人や事業承継コンサルティング会社に勤務していました。監査法人の入所前には、公認会計士の資格を取得しています。
MACPに入社した動機としては「M&Aを通じて、より多くの経営者・オーナーの方々に貢献したかった」というのが大きいです。前職の事業承継コンサルティング会社では親族承継や役職員承継の支援が中心で、「中小企業のオーナー様が真剣に考えている課題を、オーナー様と直接対話しながら解決していく仕事」とあって非常にやりがいのある仕事でした。
ただ、オーナー様がお持ちの事業承継の選択肢である「親族承継・役職員承継・M&A他」のなかでも、最も高い満足度をいただけるのはM&Aだと考え、MACPへのジョインを決意しました。
入社直後はM&Aアドバイザーとして活動していましたが、公認会計士資格を持っていたこともあり、同僚からの相談に対応する機会が増え、2020年のCA部設立をきっかけに、同部へ異動しました。
小沼:私は現在、企業情報部の課長としてチームマネジメントを担当しながら、M&Aアドバイザーとしても活動しています。これまでヘルスケア領域を中心に幅広い業界のM&Aをサポートし、譲渡株価総額100億円規模の大型案件も複数手がけています。
経歴としては、新卒で大手証券会社に入社し、資産運用コンサルティングに約2年半従事した後、M&Aアドバイザーを志してMACPに入社しました。 M&A仲介に引かれた理由は、梶とかなり似ています。前職で数多くのオーナー様たちと関わりましたが、皆様が最も頭を悩ませていたのは事業承継に関する問題でした。しかし当時の立場上、そこに深く関われないことを歯がゆく感じていました。新卒で証券会社に入社した私を社会人として育てあげてくれたのは、他でもないお客様であるオーナーの皆様です。その方々により貢献し、喜んでいただくには、M&A仲介が最良の選択だと考えました。
なかでも、MACPを選んだのは「新規開拓営業に特化していること」「優秀な人材が豊富なこと」など数多くの理由があります。ですが、特に大きかったのは「公平な評価制度」です。評価基準が明確で、入社年次などにかかわらず、一人一人の成果を正当に評価してもらえる環境に魅力を感じました。
専門的知見で成約を強力に後押しする大型案件の要「CA部」
梶さんが部長を務めるCA部は、大型案件の要ともいえる存在だそうですが、どういった組織なのかお聞かせいただけますか。
梶:CA部は現在サポートスタッフを含め17名ほどの組織です。公認会計士、弁護士、税理士、司法書士などの士業が数多く在籍しており、メンバーの専門的知見を生かして、案件成約をサポートするのがCA部のミッションです。
具体的には、CA部はアドバイザーたちからの相談・質問に随時対応するほか、一定規模以上の案件については実務にも関与します(なお、弁護士・司法書士は案件規模に関係なく、全案件の実務に関与可能な社内ルールになっています)。提案資料や企業評価レポートの作成のサポートはもちろん、時にはお客様のもとへ同行し、M&Aアドバイザーの営業リソースの確保や成約率の向上に努めています。
実は、CA部が設立される前は、こうした支援を外部専門家に委託していました。しかし、すぐに回答がほしい場面でもクイックな対応が難しいケースがあり、よりスピーディーな回答や深い理解に基づいたアドバイスを可能にすべく、社内に専門家組織を設けることにしたのです。現在ではそこに加え、M&Aアドバイザーが営業活動に集中し、成約率を向上できるよう、ドキュメンテーションや実務サポートなども行っています。
CA部があることによるメリットや強みはどういったところだとお感じですか。
小沼:複雑な論点や専門的な知識についての質問に、即座に回答してもらえることです。これはM&Aアドバイザーとしてはとても助かります。例えば、自分でリサーチすると、答えが判明するまでに半日はかかるような内容を、早いときには数秒で返してくれることも珍しくありません。必然的に顧客へのレスポンスが早まり、より質の高い提案も可能になります。 一定規模以上の案件については、CA部が提案からクロージングまでの全体にわたり、実務面で関与可能な社内ルールになっているため、ある論点が生まれるまでの経緯や文脈を熟知したアドバイスが受けられます。これは部分的に案件に関与する外部専門家からは得られない、精度の高いサポートだと感じています。特に、私は前職が証券会社の営業職だったため、財務や会計に精通していない状態でMACPに入社しました。その中で、自分一人では解決が難しい案件や、専門的な知見が必要な場面で強力にサポートしてくれるCA部は、大型案件を進めるうえでなくてはならない存在です。
梶:そう言っていただけるとうれしいですね。実はCA部は、「誰でも気軽に声をかけられるように」とオフィスの中央にデスクが配置されています。これは他社だとなかなか見られない特徴かもしれません。実際、CA部には日々多くのM&Aアドバイザーがふらっと立ち寄って、さまざまな相談や質問をしています。 また、CA部ではM&Aアドバイザーに覚えてほしいナレッジを資料にまとめたり、定期的に実施される社内テストで実務に役立つ問題を出題したりすることもあります。これは、「M&Aアドバイザーが業務知識や法改正などの知識を無理なく得られる環境をつくれたら」という思いからで、今後も業務外で貢献できる領域を広げていければと思っています。
営業リソースの確保と成約率の向上こそ、CA部のミッション
CA部とM&Aアドバイザーのコラボレーションによって実現できた事例などはありますか。
小沼:ある大型案件を成約する際にCA部から多大な支援を受けた事例があります。その案件の譲渡企業様は複数の子会社を有しており、株主も数多くいらっしゃいました。そのため、子会社・事業の切り出しや少数株主との折衝などの対応が必要となり、私一人では到底対処しきれない状況でした。そこで、CA部に支援を要請し、成約に向けたスキームの選定や各種論点の整理、少数株主への対応など、アドバイスだけでなく実務のサポートまで伴走してもらいました。結果的に、譲渡企業様と譲受企業様の双方に条件面でも合意していただき、ご成約に至りました。
一般的に、M&Aは規模が大きくなるほど成約までのプロセスが複雑化する傾向にあります。それは言い換えると、高い専門的知見による提案力がなければ大型案件は成功しないということです。MACPはM&A仲介業界のなかでも大型案件の実績が豊富な組織として知られていますが、その背景にはCA部の支援をはじめとした強固な組織力があるのだと、この案件を通じ改めて実感しました。
梶:その事例は、私たちCA部にとっても「M&Aアドバイザーの営業リソースの確保」「成約率の向上」という組織のミッションを遂行できたケースといえます。CA部の特徴の一つは、所属する士業のメンバー全員がM&Aの実務経験者であることです。そのため、M&Aのさまざまなプロセスに対応可能で、各案件に必要な細やかなサポートができます。この事例でも少数株主の対応などの実務をCA部が請け負うことで、M&Aアドバイザーには彼らにしかできないオーナー様対応にしっかりと注力してもらうことができたと思います。
小沼:M&Aが成約に至るまでには、契約上の問題解決に加え、あらゆる場面で譲渡企業のオーナー様にご決断をいただきます。人生をかけて育て上げてきた会社を売却する際の苦悩や迷いは、並大抵のものではありません。
そうした人間的な部分に寄り添うのも、M&Aアドバイザーの重要な役割です。そのため、専門的知見による質の高い提案をしながらも、オーナー様に向き合う時間を捻出する必要があります。そうした営業リソースを確保するうえでも、CA部の存在は欠かせないものだと感じます。
公平感、達成感、連帯感──この3つがMACPの組織文化の源泉
お二人が考える「MACPで働く魅力」は何でしょうか。
梶:事業承継が社会問題として注目を集める昨今、仕事に社会的意義を感じられるのは間違いありません。MACPでは、大手メディアに取り上げられるような規模の大きな案件も数多く扱うため、社会に影響を及ぼしている実感を必ずや得られるでしょう。
また、先ほど小沼も述べていましたが、公平に評価される点はCA部としても大きな魅力です。MACPでは、案件成約までの貢献度を評価する制度が設けられているため、「支援部門だから」「内勤だから」と不当に低く評価されることはありません。アドバイスや実務を支援した実績は、しっかりと給与にも反映されています。不公平感を感じることなく前向きに同僚のサポートができるため、仕事のやりがいも一層大きなものになります。
小沼:私にとっては、能力以上の仕事ができることが最大の魅力です。先ほど述べたように、M&Aは規模が大きくなるほど、営業力だけでは切り抜けられない場面に出くわします。そうした際には、専門的知見による支援が絶対に必要です。MACPの組織力を活用することで自らの能力以上の仕事を遂行し、日本経済にインパクトを与える案件の成約に関わることができるのは、他に代えがたい環境だと思います。
最後に、記事をご覧になっている方にメッセージをお願いします。
梶:MACPで活躍するうえで、「中小企業のM&Aに興味がある」「ホスピタリティがある」「素直で、謙虚である」という3つはとても大切なことだと思います。特に、チームで課題の解決に向き合う姿勢や、同僚を積極的にサポートするホスピタリティは欠かせない要素だと思います。
MACPは公平感、達成感、連帯感の全てが実感できる組織です。仲間と協力しながら、自分だけではできない大きな目標にも挑戦したい。そういった思いをお持ちの方は、ぜひご応募ください。
小沼:M&Aに携わるうえで何よりも大切なのは「熱い想い」だと思います。私自身、M&Aに関する知識やスキルは社内の支援体制のおかげで、未熟者ではありますが、入社後でも専門性を身につけられているかと思います。M&Aに挑戦したいけれど、活躍できるか不安だという人も、ぜひ臆せずチャレンジしてもらいたいです。 「オーナー様に貢献したい」「社会問題を解決したい」「人を驚かせる大きな仕事がしたい」など、目的は何でも構いません。高い熱量と意欲を持っている方でしたら、ぜひお話だけでもまずは聞きにきていただけたらと思います。
出典:ビズリーチ掲載記事(2024年6月11日公開)より転載