ステムセル研究所(7096)、赤ちゃんの頭のかたちを矯正するヘルメット開発のジャパン・メディカル・カンパニーと資本業務提携

2023-08-30
株式会社ステムセル研究所(東京都港区、代表取締役社長 清水崇文、東証グロース:7096、以下、ステムセル研究所)は、最先端の3Dプリンティング技術を用いて「赤ちゃんの頭のかたちのゆがみ」を矯正するヘルメットの開発、製造、販売を行っている株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下、ジャパン・メディカル・カンパニー)と、業務提携を開始する。


また、ジャパン・メディカル・カンパニーは新規株式公開を目指しており、業務提携の確実な推進及び将来的なキャピタルゲインを目的に、ステムセル研究所はジャパン・メディカル・カンパニーの株式を取得している。

ステムセル研究所は、さい帯血・さい帯保管事業及び、それらを基盤とした再生医療、不妊治療・出産・子育て等の領域での事業開発及び投資等を行っている。また、ジャパン・メディカル・カンパニーは、赤ちゃんの頭のかたちを矯正するヘルメットメーカーのリーディングカンパニーとして、3Dプリンターによって、一人ひとりのお子様に合わせた完全オーダーメイドの乳児の頭蓋変形矯正ヘルメットを開発、製造、販売しており、日本各地の大学病院やクリニックと提携することで症例数は12,000以上にのぼる。


今回の提携では、ステムセル研究所にさい帯血を保管いただく年間新規約1万人のお子様(乳児)に、ジャパン・メディカル・カンパニーが開発・製造・販売する頭蓋矯正ヘルメットを用いたヘルメット治療を特別価格で案内される。ステムセル研究所はさい帯血を保管いただいた方々への新たなサービス提供を、ジャパン・メディカル・カンパニーは頭蓋健診とヘルメット治療の認知向上を図り、赤ちゃんの発達発育に関する更なるサービス拡大を目指していく。

 

※本件におけるステムセル研究所の出資額及び出資比率、並びに業績に与える影響は軽微である。








赤ちゃんの頭のゆがみについて

赤ちゃんの頭のゆがみは、向き癖など外部からの圧力が主な原因であるが、稀に病的変形があり、ヘルメット治療の対象となるのは、外部からの圧力による位置的頭蓋変形になる。赤ちゃんの頭囲が急成長する生後3ヶ月~生後6か月頃までの間に、治療用のヘルメットを装着することで頭蓋変形を治療することが可能になっている。

赤ちゃんの頭のかたちの測定は、専用の3Dスキャナーだけでなく、「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」でも行うことが可能である。

ジャパン・メディカル・カンパニーが開発した「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」では、写真を撮るだけで赤ちゃんの頭のかたちを簡単に計測することができる。累計17万ダウンロード(※1)を超えアプリの精度も向上しており、医師の論文発表等にもアプリデータが使用されている。アプリは医師監修の基に作られており、病院の診察の際にも役立てることも可能である。

※1:2023年6月 ジャパン・メディカル・カンパニー調べ

 


資本業務提携について両社代表よりコメント

<株式会社ステムセル研究所 代表取締役社長 清水 崇文>

この度、豊富なノウハウとデータに基づく「赤ちゃんの頭のかたち治療ヘルメット」の企画開発事業のトップランナーである株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー様と業務提携させていただくことを、心から光栄に思います。今後、両社の強みを生かし、お子様の未来を想うご家族様に寄り添った事業展開を進めて参ります。

また、「世界にまだない、選択肢をつくる。」というコーポレートスローガンのもと、事業拡大、 そしてIPOを目指しておられるジャパン・メディカル・カンパニー様のパートナーの一員となれることを心より嬉しく思っております。

<株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー 代表取締役CEO 大野 秀晃>

日本を代表するベビーテックベンチャーである株式会社ステムセル研究所様と、同じ夢を見て、その夢を一緒に具現化できることを、心から光栄に思います。本提携を介して、頭蓋健診とヘルメット治療が、赤ちゃんに関係する全ての人たちにとって、少しでも身近になることを祈念しています。

今後も、ジャパン・メディカル・カンパニーは、お子様の未来を想うご家族様に寄り添いながら、人類の未来と新たな選択肢のために邁進を続けて参ります。



株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて

ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業である。CT/MRI等の3次元データから人骨の内・外部を緻密に再現した、「削れる」「クリップできる」医療用精密複製立体モデルである「KEZLEX(ケズレックス)」および赤ちゃんの“頭のゆがみ”を矯正するヘルメット「Qurum (クルム)」「Aimet(アイメット)」の開発、製造、販売を行っている。

ヘルメットを用いた累計症例数は12,000症例(※2)以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡大を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでいく。

※2:2023年6月ジャパン・メディカル・カンパニー調べ


設立年月日 : 2018年5月

資本金  : 1000万円

代表取締役CEO : 大野 秀晃(おおの ひであき)

本社 : 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-24-12 東日本橋槇町ビル2F

TEL/ホームページ : 03-5829-8342 /  https://japanmedicalcompany.co.jp/




株式会社ステムセル研究所について

株式会社ステムセル研究所は「あたらしい命に、新しい医療の選択肢を。」をコーポレート
スローガンに、再生医療・細胞治療を目的とした「さい帯血」や「さい帯」等の周産期組織由来の細胞バンク事業及び、それらの細胞を利用した新たな治療法、再生医療等製品の開発を行っている。そしてこれらの事業基盤をベースに、再生医療・不妊治療・出産・子育て等の領域での事業開発及び投資等によるサスティナブルな社会への貢献を目指している。



設立年月日 : 1999年8月5日(東証グロース上場:7096)

資本金  : 7億480万円

代表取締役社長 : 清水 崇文(しみず たかふみ)

本社 : 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-21-19 東急虎ノ門ビル2階

TEL/ホームページ  : 03-6811-3230 / https://www.stemcell.co.jp/corporate/

グループ会社 : 日本トリム(東証プライム上場:6788)

                     

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