【調査速報】お気に入りのラーメン店を「閉店」から守るには?消費者調査から見えた、味の継承とM&Aへの期待

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【調査速報】お気に入りのラーメン店を「閉店」から守るには? 消費者調査から見えた、味の継承とM&Aへの期待

【調査速報】お気に入りのラーメン店を「閉店」から守るには? 消費者調査から見えた、味の継承とM&Aへの期待 【調査速報】お気に入りのラーメン店を「閉店」から守るには? 消費者調査から見えた、味の継承とM&Aへの期待

2026/04/17

日本人の“国民食”とも言えるラーメン。その市場規模は2024年度に7,900億円まで拡大すると推計される一方、原材料費の高騰や店主の高齢化や物価高騰、人手不足などにより、ラーメン店はかつてない厳しい経営環境に置かれています。

M&Aキャピタルパートナーズでは、週1回以上、外食でラーメンを食べる全国の消費者513名を対象に、業界再編に関する意識調査を実施しました。

ファンが愛する「あの一杯」を未来に残すために、いま何が求められているのでしょうか。

8割以上が経験する「お気に入り店の閉店」という喪失

今回の調査で、ラーメン好きの83.0%が、よく通っていたお気に入りの店舗が閉店してしまった経験があることが明らかになりました。

消費者が考える閉店の主な原因は、以下の通りです。

  • 店主の高齢化や体調不良:42.0%
  • 後継者がいなかった:42.0%
  • 原材料費や家賃の高騰による経営難:38.5%

経営難だけでなく、店主の高齢化や後継者不在といった「事業承継」の問題が、身近な店舗の存続に直結している実態が浮き彫りになっています 。

消費者の約8割が「M&Aによる店舗存続」を肯定

後継者不在などで閉店の危機にある人気店が、M&A(買収・合併)によって存続することに対し、79.5%の消費者が肯定的な姿勢を示しています 。

肯定的な理由としては、「経営基盤が安定して長く続けてくれそうだから(72.0%)」が最多となりました 。一方で、否定的な意見(14.2%)の理由を辿ると、「チェーン店のようになり個性が失われそうだから(74.5%)」という懸念が圧倒的に多いのが特徴です 。

旅行先でその地域ならではの「ご当地ラーメン」を意識して食べる人が81.1%に上るように、消費者はラーメンに「そこでしか食べられない味や個性」を強く求めています 。存続を歓迎する一方で、画一化への不安も根強く残っていることがわかります 。

譲り受け側に求められるのは「味」と「こだわり」の尊重

もしお気に入りの店舗がM&Aで買収された場合、買収側に大事にしてほしいこととして、以下の要望が上位に挙がりました。

  • 味やレシピをそのまま引き継ぐこと:58.3%
  • 創業者や職人の技術・こだわりを尊重すること:54.8%

消費者は、M&Aによる経営の安定化を支持しつつも、それによって「職人の魂」が失われないことを切実に願っています 。

淘汰が進む“優勝劣敗”の時代を生き抜くために

ラーメン業界は、成長市場でありながら、個人店や中小チェーンの淘汰が進む厳しい局面を迎えています 。
「廃業を避け、ブランドや従業員の雇用を残すために、M&Aは有効な選択肢となります。大手企業とのパートナーシップにより、仕入れ力や採用力を強化できれば、収益構造の改善だけでなく、多店舗展開や海外進出まで視野に入れることが可能です。 今回の調査からは、消費者の『大好きな店を残してほしい』という願いと、同時に『味を守ってほしい』という強い要望が読み取れます。今後のM&Aには、経営の効率化と職人のこだわりの尊重、この両立が不可欠となるでしょう。

—— 林 聡一郎(M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 企業情報部 課長)

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ダイジェストではお伝えしきれなかった、**「M&Aによる事業拡大への賛否」や、「新しい経営体制に期待する175件の生の声」**などを収録したフルレポートは、こちらからご覧いただけます 。

【事例紹介】倒産寸前からV字回復を遂げた老舗製麺所

3代目経営者は、なぜ事業承継M&Aを5年早めて決断したのか。
実例はこちらからご覧いただけます。

有限会社瑞穂食品工業(屋号:麺屋 棣鄂)
代表  知見芳典 様

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記事監修者

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企業情報部 主任
林 聡一郎
大学卒業後、大手製薬会社にて医薬品情報提供業務に従事。複数回の社内表彰を経て、外資系IT企業に転職し、食品・製薬会社へのコンサルティング業務に従事。当社入社後は一貫してM&Aアドバイザー業務に数多くの業界を支援し、ラーメン業界ではラーメン店だけではなく製麺会社等のM&Aを支援。幅広い分野において経験と実績をもつ。

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