東洋経済新報社 経営者フォーラム2019

経営者として大切にしたいこと、次世代に残したい想い

経営をつなぐ、
人づくり・組織づくり・風土づくり

近年、生産年齢人口の減少、経営者の高齢化、市場の成熟化、環境変化による業界の垣根を越えた競争の激化、働き方改革によるワークスタイル、ライフスタイルの多様化などにより、中堅・中小企業の経営者は、事業を継続していくための経営戦略、人材戦略の見直しを迫られています。

2019年版の「中小企業白書」よれば、経営者の高齢化や後継者不足を背景とした中小企業の休廃業・解散は増加傾向にあり、稼ぐ力を持っていながら、やむなく引継ぎを断念してしまう事例も出てきています。 事業承継の停滞は、国内産業の停滞にもつながりかねません。

こうした社会問題化する事業承継には、後継者に応じて、親族への承継、従業員などへの承継、M&Aの3つの方法があります。しかしながら、中小企業の経営者の中には、そろそろ後継者に会社を継がせたい、会社を残して、次世代に成長を託したいと考えてはいるものの、「何から始めればよいのか」「誰に、どのタイミングで継がせればよいのか」「引退後の成長は大丈夫なのか」などと悩んでいる方も少なく、いざという時の備えが不十分といったケースもございます。

自社の現状と将来をしっかりと見据え、あらゆる選択肢を検討し、創業時の想い、経営者として大切にしてきたこと、承継後も安定した成長が続くための人づくり、組織づくり、風土づくりを徹底的に見つめなおし、時間をかけて計画を練ることが、不可欠と言えるでしょう。

本年で7回目の開催となる本フォーラムでは、「事業承継後も受け継がれる創業者の思い、後継者の育成」に焦点を当て、経営者として感じてきたこと、大切にしていることをヤオコー 川野会長、アパホテル 元谷社長よりそれぞれご講演をいただきます。また、オーナー経営者様による譲渡決断の想い、決断後の心境、プロフェッショナルによる失敗しない事業承継、M&Aについて事例をもとにお話しさせていただきます。

会社が創業者の想いを引き継ぎ、自身の寿命以上に永続することや、夢に向けて成長することを願う経営者の一助になれば幸いです。

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※本セミナーは事前登録制となります。

開催概要

  • 定員

    名古屋200名、大阪250名、東京500名、福岡120名、

  • 参加費

    無 料(事前登録制・先着順)

  • 受講対象

    企業の経営者・経営幹部の方
    企業経営者、および経営幹部の皆様

プログラム

  • 13:30~14:30
    特別講演
    名古屋(10月24日)/東京(11月14日)
    ヤオコーが
    元気な理由(わけ)
    川野 幸夫 氏

    株式会社ヤオコー 代表取締役会長

    川野 幸夫

    1942年、埼玉県生まれ。1966年、東京大学法学部卒業後、1969年に家業の八百幸商店(現・ヤオコー)に入社。1985年、代表取締役社長に就任。2007年より現職。1989年に(公財)川野小児医学奨学財団を設立、理事長に就任(現任)。2009年からは、(一社)日本スーパーマーケット協会会長を務める。

    講演概要

    ここ10年ほど、ヤオコーは日本一元気なスーパーマーケット企業と言われ続けています。スーパーマーケットは労働集約型の産業ですから、ヤオコーが日本一元気なのは、ヤオコーの従業員が日本一元気に働いてくれているからです。その元気さを引き出したり支えたりしているのは何かについて、私の考えをお話しします。

    大阪(11月5日)/福岡(11月7日)
    私が社長です。
    元谷 芙美子 氏

    アパホテル株式会社 取締役社長

    元谷 芙美子

    福井県福井市生まれ。福井県立藤島高校卒業後、福井信用金庫に入社。22歳で結婚し、翌1971年、夫の元谷外志雄が興した信金開発株式会社(現アパ株式会社)の取締役に就任する。1994年4月にアパホテル株式会社の取締役社長に就任。会員制やインターネット予約システムをいち早く導入し、全国規模のホテルチェーンへと成長させる。2006年早稲田大学大学院公共経営研究科修士号を取得し、2011年には同博士課程を修了。現在、アパホテル株式会社取締役社長をはじめ、アパグループ11社の取締役、東京国際大学客員教授、日台文化協会理事を務める。 アパホテルネットワークとして全国最大の529ホテル87,031室(建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む ※8月6日現在)を展開。アパカード(同社発行のポイントカード)累積会員数は、1,500万名を突破。

    書籍

    • 「私が社長です。」(IN通信社)
    • 「元谷芙美子の幸せ開運術」(IN通信社)
    • 「強運 ピンチをチャンスに変える実践法」(SBクリエイティブ)
    講演概要

    全くの徒手空拳からスタートし、今日のAPAグループを育て上げるに至ったその原動力は何なのか。 経営者としての経験、ピンチをチャンスに変える実践法、人材育成などについてお話いたします。

  • 14:30~15:20
    課題解決講演
    東京会場(7/24)
    事業拡大・事業承継のためのM&A活用法
    中村 悟

    M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 代表取締役社長

    中村 悟

    1995年積水ハウス入社。設計業務経験を活かし、資産家を対象とした相続対策、資産運用の営業業務まで幅広い案件を手掛ける。2005年10月、中堅・中小企業の後継者問題の解決と、発展的事業承継の実現のため、M&Aキャピタルパートナーズを設立、代表取締役社長に就任。13年11月に同社株式を東証マザーズ市場に上場。14年12月東京証券取引所市場第一部に市場変更。

    講演概要

    “夢・目標に向けた自社の成長”“自分の体力・寿命以上の自社の永続”は、手塩にかけて事業を継続してきたオーナー経営者にとっての願いです。これらの願いを叶えるために、M&Aをどのように活用すればよいのか、また、M&Aを成功させるためのポイントをどう押さえればよいのか、実例を交えて講演します。

  • 15:20~15:40
    休憩
  • 15:40~16:30
    経営者対談
    講演概要

    実際に会社を譲渡された経営者様より譲渡を決断した背景、
    譲渡後の家族・従業員の反応などを対話形式でお伺いします。

  • 16:30~16:50
    クロージング
    M&A成功のポイント

    M&Aキャピタルパートナーズ 代表取締役 中村 悟

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※本セミナーは事前登録制となります。

セミナーに関する
お問い合わせ

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

03-6860-0845

(受付時間 平日10:00~18:00)