IT業界のM&Aでは、事業承継の手段としてだけではなく、IPOや、人材確保など
成長戦略の手段としてM&Aを活用されるオーナー様が増えています。
弊社では、様々なご支援の実績と経験豊富なアドバイザーでIT業界のM&Aをお手伝いしております。
アドバイザー紹介
企業情報部 課長 石川 航
大手証券会社にて、上場・未上場企業オーナーの資産運用及びIPO支援・M&A支援に従事。
2019年から当社に参画し、現在IT業界を中心に数々のM&A成約実績を誇る。
コーポレートアドバイザリー部 公認会計士 箕浦 達也
大手会計ファーム・大手証券会社にて、M&A支援に従事。
2022年から当社に参画し、IT業界をはじめとする多くの案件をサポートの実績を有する。
企業情報部 主任 磯部 正人
大手住宅メーカーにて富裕層をメインとした注文住宅の営業に従事。
2019年から当社に参画し、現在はIT業界において社内トップクラスの実績を重ねている。
企業情報部 主任 公認会計士 松木 奨吾
大手監査法人にて、上場企業の監査業務、IPO支援業務、会計アドバイザリー業務に従事。
2022年から当社に参画し、現在IT業界を中心に数々のM&A成約実績を誇る。
企業情報部 アドバイザー 長谷川 健太郎
大手都市銀行の大企業法人担当として複数のM&Aプロジェクトを経験。
2022年から当社参画し、IT業界を中心に多くの企業をサポートしている。
企業情報部 アドバイザー 坂口 健太
大手デベロッパー、SaaS系企業にてAI・ビッグデータのエンジニアとして勤務。
2022年から当社参画しM&Aアドバイザーとして活躍。
IT業界の状況紹介
日本のM&Aの約4割を占める
IT業界のM&A件数
日本における年間M&Aのうち、約4割がIT業界(ソフト・情報業界)です。
その割合は、他業種に比べても圧倒的で、年々増加の傾向にあります。
企業のDX戦略の早期達成に向けたM&Aの活用など、需要は年々高まっています。
IT業界で活用されるM&A
慢性的な人手不足にあるIT業界(ソフト・情報業界)では、これまでもM&Aが活用されてきました。
近年では、新型コロナウイルス感染症の影響による新しい生活様式に対応するべく、企業もスピード感を持った成長が求められています。
M&Aは成長に必要な時間を買えるというメリットがあり、積極的な活用する企業が増えています。
弊社実績紹介
早期上場実現のためのM&A活用
譲渡 IT系企業
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 譲渡時の売上高 約25億円
譲受 投資ファンド
野村キャピタルパートナーズ株式会社 売上高 非公開
譲渡企業の株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、ビッグデータの可視化と有効活用に特化したASPサービスを提供しており、テキストマイニングやMAツール、HRテックなどの分野で展開しています。同社は最近ではテレビCMやタクシー広告でもよく知られた優れたベンチャー企業です。
プラスアルファ・コンサルティングは、大手企業からも幅広い業界の顧客から受注しており、増収増益を継続しています。自社単独経営でも問題はなく、順調に事業を展開していました。
このような中、同社はHRテック領域での認知拡大とシェア獲得を目指して上場を計画しました。早期の上場達成を目指すため、経営戦略としてM&Aを活用しました。譲渡先の企業は野村キャピタルパートナーズであり、野村證券のファンドです。同社は上場支援も含めて最適なパートナーと考え、一部出資を受けることにしました。提携後、約2年の間に上場を果たしました。
プラスアルファ・コンサルティングの社長は引き続き代表として活動し、組織設計や予実管理などの内部体制を整えるための取り組みを行っています。また、提携先のグループの広範な人脈を活用して、会社の価値向上と事業のシェア獲得に努めています。
DX推進のためのM&A
譲渡 ソフトウェア受託開発
株式会社アクシスウェア 譲渡時の売上高 約10億円
譲受 ゼネコン
飛島建設株式会社 売上高 約1,350億円
株式会社アクシスウェアは、上流工程から保守まで幅広い範囲で対応可能なソフトウェア開発企業です。同社は受注の9割をエンドユーザーと直接取引し、主に基幹システムや課題解決のシステム開発を得意としています。業績は順調に推移していましたが、新型コロナウイルスの影響で取引先の旅行会社や不動産会社からの受注が激減してしまいました。しかし、経営陣は技術力に自信を持っており、引き続き元請け案件を獲得し、従業員にワクワクする仕事を提供したいという方針を模索していました。
そこで、アクシスウェアはM&Aを通じて、IT投資に積極的な事業会社のグループに参加し、最先端の開発が可能になるのではないかと考えました。譲渡先の飛島建設は、中期経営計画においてデジタルトランスフォーメーションの加速と革新的なビジネスソリューションの提供を目指しており、IT企業とのM&Aを検討していました。両社は何度も面談を重ね、お互いの思いが一致したため、M&Aが成立しました。
アクシスウェアの経営陣は引き続き残り、飛島建設のDX推進に全力を注いでいます。異業種であるITと建設の組み合わせではありますが、非常にシナジーが生まれるご縁組となりました。