ヘルスケア業界M&Aプロフェッショナルチーム
立ち上げのお知らせ

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(以下、MACP、東京都中央区・代表取締役社長 中村 悟) は2023年9月、IT業界、建設業界、食品業界、物流業界に続き、病院・クリニック、介護事業者、調剤薬局などヘルスケア業界の法人・企業のM&Aを支援するヘルスケア業界プロフェッショナルチームを設立したことをお知らせいたします。

日本では、人口減少および高齢化が進行しており、2025年には人口の５人に1人が75歳以上の後期高齢者となる「2025年問題」が間近に迫ってきています。この超高齢化社会において医療施設・調剤薬局・介護業界の需要が右肩上がりに高まる中、社会保障費増大などの影響による収益性の低下や人材不足・採用難などさまざまな課題を各業界が抱えています。

また、2024年度の医療・介護・福祉のトリプル報酬改定やコロナ禍で急速に進展したICTへの対応、物価高による施設維持費の高騰など、医療施設・調剤薬局・介護事業者などヘルスケア業界の法人・企業の経営環境は厳しくなるばかりです。そのような経営環境の中、ヘルスケア業界の法人・企業が抱える課題解決の手段や事業の継続と永続的な成長戦略としてM&Aのニーズが高まっています。 MACPは、ヘルスケア業界プロフェッショナルチーム設立により、これからの超高齢化社会を支えるヘルスケア業界の法人・企業の経営戦略の一つとしてM&Aのサポート体制を強化し、事業承継・成長戦略を支援することでヘルスケア業界及び日本経済のさらなる発展に寄与してまいります。

• ・専門的な知識を求められるヘルスケア業界においてM&A実績が豊富なM&Aアドバイザーで組成
• ・業界再編をリードし象徴的なM&A案件の支援をおこなってきたヘルスケア業界でのノウハウを活用した支援
• ・ヘルスケア業界以外の企業を含めた約50,000社の候補から最適なM&Aマッチングのお相手を提案

ヘルスケア業界における経営課題を解決し、法人・企業が生き残っていくための経営戦略の一つとして増加しているのがM&Aです。ヘルスケア業界では2017年より件数が増加しており、2022年には医療・介護サービス業界におけるM&A件数が過去最高の155件となりました。
ヘルスケア業界プロフェッショナルチームは、高まるM&Aニーズに対し、ヘルスケア業界における過去のM&A支援の実績で蓄積されたノウハウなどを活用し、法人・企業の経営課題を詳細にヒアリングしたうえで、約50,000社の譲受企業の候補からマッチングをおこない、同業同士のM&Aだけでなく異業種シナジーを生み出すM&Aを支援します。

【ヘルスケア業界のM&A件数推移】

2025年問題や今後の人口動性から、ヘルスケア業界の需要は年々増加しており、市場規模も右肩上がりで拡大しています。一方で、ヘルスケア業界の多くの法人・企業経営者の皆様は、慢性的な人材不足やICT化の促進、2024年４月のトリプル報酬改定など様々な経営課題への対応を迫られ、先行きに不安を感じられている経営者様も少なくありません。
各業界の法人・企業は、生き残りをかけた競争が激化していく見通しで、今後は淘汰される法人・企業と成長拡大していく法人・企業に二分されていくことが予想されます。各業界の法人・企業様は事業のあり方を改めて見直し、抜本的に変革していく必要があるのです。
そういった経営環境の中、「M&A」は経営課題解決、経営改革、事業成長の戦略の選択肢の一つとして、経営者の皆様の認識が広まってきています。今回、ヘルスケア業界プロフェッショナルチームの立ち上げによって、MACPが長年多数の企業を支援し業界再編を先導してきたヘルスケア業界におけるM&Aノウハウをいかし、同業界の法人・企業のM&A支援をさらに強化します。豊富なノウハウとM&A支援実績をもつ専門のM&Aアドバイザーがヘルスケア業界の経営者の皆様が抱える悩みや課題に寄り添いながら、経営戦略の選択肢の一つとして「M&A」を支援していきたいと考えています。

欧州外資系製薬企業にて法人営業を経験の後、大手米国外資系企業にて医療コンサルティング業務に従事。直接医業承継課題に触れたことをきっかけに、ヘルスケア領域に特化したスペシャリティファームにキャリアチェンジ。
多数のM&Aを支援し、当社へ参画。ヘルスケア、医療法人を中心としながらも幅広い業界のM&Aを手掛けている。