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M&Aご成約者事例
#18

「自社と譲渡先企業、
両方の夢を実現する戦略的M&A。」

譲渡企業
株式会社サンテクト
代表取締役社長
新里健一

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譲受け企業
セレンディップ・
コンサルティング株式会社
代表取締役会長
髙村徳康

無期雇用の正社員を派遣し、自動車機械や工作機械、飛行機などの設計開発をサポートする株式会社サンテクト。創業以来、順調な発展を続けてきた同社がなぜ、M&Aを決意することになったのか。創業社長である新里健一氏と、譲受企業であるセレンディップ・コンサルティング株式会社の会長である髙村徳康氏に、これまでの経緯と未来についてうかがった。

エンジニアとの信頼関係の中で発展

まずは、創業された経緯からお話いただけますでしょうか。

私は沖縄県の宮古島の出身なのですが、大学入学を機に名古屋に来てそのまま就職。その会社が、入社10年後くらいで民事再生手続きに入ってしまいました。そこで、エンジニア派遣の会社に転職。営業職として従事していましたが、なんとなく経営陣のやり方に違和感を覚えるようになっていました。

エンジニアの中にも、所属する会社に対して私と同じように感じていたのかもしれません。営業主任として彼らと接するうちに、エンジニアの働く環境を改善してあげたいと思うようになりました。であるならば、会社に期待するのではなく独立を果たそうと、私とエンジニアの数名で起業したのが36歳の時。私の考えに賛同してくれた技術者たちが後から加わってくれました。
当初は少ない資金でやり繰りをしなければならなかったので、お給料も十分に支払えるわけではありません。私自身も半年以上、無給の時期もありました。それでも、多くのエンジニアが自分についてきてくれた…。感謝の思いは今でも私の中に強く残っています。


いざ、会社を始めてみると、派遣人材を求めているのは、大手企業が中心だったため、なかなか新規の契約を取るのが難しく、顧客を獲得できずに厳しい状況が続いたことを憶えています。ただ、弊社に集まってくれるエンジニアの皆さんがとても優秀だったため、少しずつ様々な企業の信頼を獲得することができました。

また、創業当初から技術のコア業務、商品開発や設計開発に注力したのもよかったのかもしれません。リーマンショックを乗り越えたのも、その少し前から、景気の波の影響が少ない高度な航空機事業へのエンジニア派遣に着手していたから。優秀なメンバーに支えられたという実感があります。

当初は譲渡先ではなく譲受企業を探していた

M&Aキャピタルパートナーズと出会ったきっかけは?

会社は順調に成長を続けていました。営業担当者を2名採用したので私自身は営業から手を引き、本来の経営者の役割である会社の拡大に注力するようになっていました。しかし、若手の採用に関しては、好景気が続けばそれだけ厳しくなってきます。そこで、もうひとつエンジンを積もうと、すなわちM&Aで会社ごと譲り受けてしまおうと考えました。

これから伸びていくことが予測されていたソフトウェアやアプリなどの分野に進出したいと考えていたので、それを組織ごと持ってきて拡大しようと考えたのです。そこでM&Aの仲介会社や銀行などに相談。2年くらい動きまわりましたが、私たちのような中小企業が同等、もしくは規模の大きな企業を買収するという前例もなく、なかなか話は進みません。そんな中、M&Aキャピタルパートナーズと出会ったのです。

M&Aキャピタルパートナーズから届いた手紙には「サンテクトに興味を持っている会社がある」とありました。その時に、“自分が売り手になる方法もあるのか”と興味が湧きました。例えばソフトウェア会社が自分たちを買いたいと言ってくれて、その中で会社が存続して伸びていくようなイメージができれば、それも良いのではないかと。そこで担当者と会ってみようと考えました。とにかく頭の中には“会社の発展と存続”というキーワードだけがあり、その手段は特に限定していたわけではありませんでした。

ただし、同業他社に吸収されるのだけは避けたいと思っていました。今まで、エンジニアと一緒に積み上げてきたサンテクト独自の文化は残したいと、そう考えていました。M&Aキャピタルパートナーズの担当者と意見交換をする中で、セレンディップ・コンサルティングという会社の名前が出てきて、詳しく話を聞くと、なんとなく自分が考えているイメージに近いのではないかと感じました。

セレンディップ・コンサルティングは中堅の製造業のM&Aを進めている企業で、譲受企業の社名を残しながら、プロの経営者が舵を取るパターンと、経営者が残っているパターンがあるとのことで、複数の選択肢があると思えました。しかも先方は積極的に当社を求めているという話を聞き、これまで自分が作り上げてきた会社を評価していただけるのは、とても嬉しく感じました。

本音を語り合い、不安を払拭していった

ここからは、譲受企業であるセレンディップ・コンサルティング株式会社の髙村様にも参加いただいて、お話を聞かせていただければと思います。まずは、M&Aに対する御社の基本的な考え方からお聞かせいただけますでしょうか。

髙村

創立当初はコンサルティングやベンチャー投資などを行っていましたが、やがて第三者的な関わりでなく、経営そのものをやってみようと考えるようになりました。そこで80店舗で総額2億円ほどの赤字を抱えるパン屋を買収して再生。9ヶ月で黒字化し、売却することができました。手ごたえを感じ、コンサルティングではなくM&Aを中心とした事業にシフト。製造業のグループを作っていく方向に舵を切ったのが2016年ごろのことです。それは、ある中堅のモノづくり企業を買収したのがきっかけとなりました。

技術もあり、取引先もしっかりした大手企業でありながら財政状況が芳しくない中堅企業を支援する目的で買収。長期にわたって保有して100年企業を作り、社会貢献をしたいと考えるようになりました。様々な業種のモノづくり企業を譲り受けてグループ化。大手企業が車や鉄道をつくるときに必ず声がかかってくるような会社になりたいと思いました。

そのタイミングで新里社長の話をお聞きし、モノづくりに関わる人材によって、グループ内の製造会社をつなぐ横串機能をつくったら面白いのではないかと思ったのです。

お互いの第一印象は?

新里

当日は、熱烈なアタックを受けまして、その熱量が伝わってきました。初めて会ったときに“面白い”と思ったのですが、すぐには踏み込まず慎重な姿勢を崩せませんでした。セレンディップ・コンサルティングさんは、M&Aのプロですが、私たちは初めての経験。お任せすれば相手のペースで進んでいくのは予想していましたが、やはりエンジニアを多数抱え、その運命を握っている私が間違った判断をしてはならないと思っていたのです。

気持ちはぐらついていました。M&Aをやめようとさえ考えたこともありました。セレンディップ・コンサルティングさんがどうこうという話ではなく、今後のことを考えると、果たしてこの選択が正しいのかどうか自信がなかった…。そういった心境を包み隠さず、M&Aキャピタルパートナーズを介してお伝えしたところ、髙村会長から“飲みにいきましょう”と誘われました。
髙村

本音を聞きだしたかったのです。本当はどう思っているか、公式の場では聞きづらいものです。もしも不安があるなら、できるだけ解消して差し上げたいとも思っていました。

新里

私自身も、早いうちに腹を割って話したいと思っていたので、非常に良い機会になりました。そこから徐々に気持ちが前向きな方向に変わっていきました。セレンディップ・コンサルティングさんのビジネスモデルは斬新でしたし、高村会長と一緒に事業を進めていったら、非常に面白い世界が待っているのではないかと思うようになっていました。

社長というのは孤独といわれますが、サンテクトという会社の占有は譲るものの、仲間に入れるのは心強いですし、もう一度心に火をつけることができます。セレンディップ・コンサルティングさんが上場を目指していることも聞いていて、エンジニアの資産形成にもメリットのあることを知るなど、対話を重ねることで決意が固まっていきました。また、そういった条件面以外に高村会長の人間性にも惹かれていきました。
髙村

社長がエンジニアに向けて「やりたいことを100%かなえてあげたい」とおっしゃっていました。エンジニアの可能性や選択肢を広げるのは素晴らしいことです。新里社長の夢をうちの会社で達成していただきたい。お互いに力を合わせたほうがスピードアップできると確信しました。

互いの夢をかなえあうパートナーに

今後のビジョンをお聞かせください。

新里

現在は愛知県の企業様とのお付き合いが中心となっていますが、今後は関東エリアでもお付き合いを広げていければと思っています。もちろん、その野望を実現するためにセレンディップ・コンサルティングのバリューを活用させていただいています。私たちがセレンディップグループを利用して成長していくだけでなく、セレンディップグループの成長にも寄与できるよう邁進していきたいと思います。

髙村

サンテクトにはグループ全体の採用窓口として、そして将来的にはグループ全体の人員構成を描いてもらえればと考えています。場合によっては、外国人採用を進めてみても良い。それが将来的には海外展開に繋がっていくのかと思います。

また製造業が下請け体質から抜け出すために、メーカーの先行開発、製作準備の段階から関わっていければと考えています。将来的には、AIやITの機能が加わって工場の無人化が進んでいくのは間違いないので、その企画開発にもサンテクトが食い込んでいければと考えています。そして各工場から製造・生産・品質管理のデータを収集。「ものづくり」「ひとづくり」「データづくり」と三段階で私の夢を達成する。そのキーとなる企業がサンテクトだと思っています。

そして最終的にはドイツのコンチネンタル社のように15年で30~40社買収。世界に名だたる製造グループ企業を作り上げていきたいです。それを可能とする足掛かりを作ってくれたのが、M&Aキャピタルパートナーズです。製造業者ではなく、一見関係のない業種を提案してくれたからこそ、私のアイディアが縦にも横にも膨らんでいきました。

新里

サンテクトの夢を実現しつつ、セレンディップ・コンサルティングの夢にも乗っかることができた。そういった意味で、非常に戦略的なM&Aになったのではないかと感じています。

(文=伊藤秋廣 写真=伊藤元章)2019/05/17

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