M&A成約事例・実績
ご成約者インタビュー 
それぞれの選択

M&Aご成約者事例
#49

株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 重雄 代表取締役、株式会社セブン・グローバルレミット 植木 康晴 代表取締役
株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 重雄 代表取締役、株式会社セブン・グローバルレミット 植木 康晴 代表取締役
譲渡企業
株式会社ビバビーダメディカルライフ
代表取締役社長
野口 重雄

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譲受企業
株式会社セブン銀行
戦略事業部
 植木 康晴

“日本産業のさらなる発展成長”のため決断した戦略的M&A

日本国内の人口減少に伴い、日本人の生産年齢人口(満15歳~満64歳)は1995年をピークに年々減少。そのため、今後の日本産業のさらなる発展成長のためには海外からの外国人労働者の労働力は必要不可欠。在日外国人の方が日本国内で働きやすい環境づくりを“保険”という側面から長年にわたり支えてきた株式会社ビバビーダメディカルライフが、さらなる発展成長のために戦略的M&Aにより手を組んだのが、株式会社セブン銀行だ。両社はどのような経緯や背景からパートナーシップを築いていったのか。その橋渡し役として、なぜM&Aキャピタルパートナーズが選ばれたのか。譲渡側の株式会社ビバビーダメディカルライフ代表取締役社長の野口重雄様と業務執行取締役の野口芳乃様(野口社長奥様)、譲受側の株式会社セブン銀行(株式会社セブン・グローバルレミット兼株式会社Credd Finance代表取締役)の植木康晴様に、本件に対するこれまでの経緯と両社の将来像について伺った。

セブン銀行グループが重点課題として掲げる
“多文化共生の実現”に向けて

まずは、譲受企業である株式会社セブン銀行の植木様からお話を聞かせていただければと思います。


株式会社セブン・グローバルレミット兼株式会社Credd Finance 植木 康晴 代表取締役
株式会社セブン・グローバルレミット兼株式会社Credd Finance 植木 康晴 代表取締役(以下、植木)

セブン銀行グループは、2011年から海外送金サービスをスタート。2019年に、現在私が代表を務める「株式会社セブン・グローバルレミット」という海外送金サービスの会社と、もう一つ「株式会社Credd Finance」という外国人向けの与信サービスの会社を立ち上げました。もともとセブン銀行グループは、外国人のお客様にとって海外送金の事業者に過ぎませんでした。現在、セブン銀行グループの重点課題(マテリアリティ)として“多文化共生の実現”を掲げ、外国人の方が抱える金融面でのお困りごとを解決しようと動き始めています。単なる海外送金だけではなく、金融サービスとして、口座、送金、ローン、クレジット、そこに加えて“保険”という大きな金融機能も必要だと考えております。すなわち海外送金事業者として業界のトップになりたいわけではなく、外国人向けの総合金融サービスを提供していきたいというのがセブン銀行グループとしての理念であります。

昨今、在日外国人向けサービスは、まだまだニッチな事業領域と捉えられがちですが、現在約280万人の外国人が日本で暮らしており、在日外国人がどこまで増加するかはさまざまな見解がありますが、10年後、20年後は今よりもさらにマーケットが大きくなっていくのではないかと考えております。そのタイミングでセブン銀行グループが在日外国人向けの総合金融サービスのリーディングカンパニーとして名乗れるだけの金融商品のラインナップを揃え、それをさらに拡充していきたいと考えております。

セブン銀行グループにお招きした株式会社ビバビーダメディカルライフとのご提携を検討するに至った背景をお聞かせください。


株式会社セブン・グローバルレミット兼株式会社Credd Finance 植木 康晴 代表取締役
植木

株式会社ビバビーダメディカルライフ様とのご提携を検討した背景としては、在日外国人向けの保険商品を取り扱っている唯一無二の存在であったからです。ご一緒になれるチャンスがあるのなら、まずは我々の考えをお話しできる機会を持ちたいと思い、大手M&A仲介会社2社にお声掛けさせていただきました。

なぜM&Aキャピタルパートナーズに声を掛けようと思ったのか?

植木

やはり業界最大手で東証プライム上場のM&Aキャピタルパートナーズに、まず連絡を取りたいと思いました。また、実際にM&Aアドバイザーとして依頼した理由のひとつが、着手金無料で株価レーマン方式の手数料体系であったことが挙げられます。検討の初期段階で着手金のような事前費用がかかる場合、依頼する前に費用がどの程度発生するか把握する必要があります。着手金無料で株価レーマン方式の手数料体系である点、セブン銀行グループとしてはスタートが切りやすいという事情がありました。



M&Aキャピタルパートナーズを選んだ理由、信頼できると思ったポイントはどのようなものだったのでしょう。


株式会社セブン・グローバルレミット兼株式会社Credd Finance 植木 康晴 代表取締役
植木

2021年6月末、初めてM&Aキャピタルパートナーズの山田さんにお会いした時、スマートで端正なお姿を見て誠実な方だという第一印象を受けました。とにかく正確なことしかおっしゃらないという印象。必ずきちんと確認してからひとつひとつのことを丁寧に解消し、中途半端なことは絶対に言わない姿勢がありました。恐らく、ディールを進めていく中で、それがM&Aキャピタルパートナーズのスタンスなのでしょう。誠実な対応を大事にしている方だと感じ、是非本件を依頼したいと思いました。

特に相談が進み、徐々に話が詰まっていく中では、山田さんの誠実な対応が安心感を生み、付き合えば付き合うほど信頼できる人だという感覚を持ちました。

&Aキャピタルパートナーズ 山田
M&Aキャピタルパートナーズ 山田 (以下、山田)

セブン銀行様のような大手企業からご依頼を賜り、たいへん光栄に思いました。何度か植木様と綿密なディスカッションを重ねていく中で、外国人向けビジネスに対するセブン銀行グループとしての想いをお伺いすることができ、特に人口減という日本の大きな社会問題の観点から、今後の日本産業を支えていく上で、とても意義のある仕事に携われる可能性があると期待感を抱きました。一方、本件はセブン銀行グループとして国内では初めてのマジョリティでの戦略的M&Aのプロジェクトでございました。そのため、本件の担当として大きなプレッシャーも正直ありましたが、あくまでM&Aアドバイザーとしてご両社様の企業理念や将来像を鑑み、ご両社様のステークホルダーの皆様にとってメリットがあるかどうかという判断軸を常に心掛けながら本件の調整を進めていこうと思いました。

ここからは譲渡企業の株式会社ビバビーダメディカルライフの代表取締役社長の野口重雄様と業務執行取締役の野口芳乃様にもご参加いただき、お話をお伺いできればと思います。まずは、野口様が株式会社ビバビーダメディカルライフを創業された経緯からお話しいただけますでしょうか。



株式会社ビバビーダメディカルライフ  野口 重雄  代表取締役社長
株式会社ビバビーダメディカルライフ  野口 重雄  代表取締役社長(以下、野口)

大手損害保険会社に20年ほど勤めていました。当時、お取引のあった国際電信電話様が、中南米からの外国人労働者に携帯電話を提供していました。私は、法人担当としてお話をする中で、外国人労働者の方々の“保険”に対する課題があることを耳にしました。要するに、保険料の負担が大きいため国民健康保険や会社の健康保険に加入していないということです。現在は、外国人労働者にも健康保険加入が義務化され、国民健康保険に関しては3カ月を超える滞在ビザを持っている場合には加入が必須になっていますが、当時はそこまで細かい規定がありませんでした。

私が勤めていました損害保険会社も、外国人向けのマーケットについて検討を進めていましたが、日本の保険会社としては、立場上の限界もありました。そこで私が考えだしたのが「共済」という仕組みの活用です。当時の法律のもとでは共済には自由度がありました。任意団体の共済を立ち上げ、在日外国人の方に保険を提供するのは将来的に必要不可欠で、日本社会にとっても意義のある仕事になるだろうと考えました。“なんとかしないといけない”という使命感と“他の会社もやっていないし、ここは面白いからやってみたい”という好奇心が重なりました。当時私は41歳、すでに結婚し子供も2人いましたが、長く勤めた会社を退職し、外国企業の関係者を巻き込みながら株式会社ビバビーダメディカルライフを立ち上げることを決断しました。

41歳でイチから会社を立ち上げるのは、たいへん勇気のあるご決断です。強い信念をお持ちだったのですね。


野口

当時、病気や怪我をした在日外国人が病院で診察・治療を受けても、治療費の支払いができないケース等が報道されていたこともあります。そのため、特定の地域の病院は「在日外国人は受け入れない」という話が出たこともありました。その問題を解決できる仕組みを自分自身で作れば日本のためになるし、病院のためにもなります。さらには、在日外国人労働者本人やその家族のためにもなって、トラブルも起きにくくなります。

だからこそ私たちの在日外国人向けの保険サービスは、“日本社会を支えるインフラ”として必要不可欠だと考えました。

株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口様の奥様
株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 芳乃 業務執行取締役(以下、奥様)

昔から夫は一度言い出したら、最後までやりきる信念のある人なので、信頼してついていこうと思いました。夫が考えたこの在日外国人向けの保険サービスが“一体、どんな形で日本社会の役に立つのだろう?将来的にビバビーダメディカルライフがどんな姿になるのだろう?”と不安と漠然とした期待感があったことを今でも鮮明に覚えています。また、私が銀行出身ということもあり、経理面等で夫の事業を支えていこうと思いました。



場数を踏んだ私たちに“寄り添い”ながら応えてくれた
M&Aアドバイザーの姿勢

いくつもの荒波を乗り越えながらたくましく、順調に成長を遂げてきた株式会社ビバビーダメディカルライフがM&Aを意識するに至った経緯を教えてください。

株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 重雄
野口

リーマンショックをはじめとする、いくつもの山をひとつひとつ越えていくのはたいへんなことです。この先も自分が経営を続けていくのであれば、山は越えられる自信はありますが、一方で、世代交代し、将来的にさらに大きな山が訪れたときに耐えられるのだろうか?という心配はありました。また、会社が大きくなればなるほど、そういった山に直面した場合、さらに大きな力で対抗していかなくてはならない、これはなかなか重い話だと思いました。

私たちには後継者候補として息子が数年前から社内におりましたが、法改正による規制の強化等、この先、企業運営を判断していくにあたっては難しい舵取りが必要になってくると予測しました。将来的に事業を安定的に発展成長させ、従業員の雇用や取引先との関係性を長期的なスパンで守っていくために「M&Aという経営手法」もひとつの選択肢ではないだろうかと考えました。然るべきお相手がいれば、こういった話もやぶさかではないという意識がありました。

実はM&Aキャピタルパートナーズと出会う前から、複数のM&A仲介会社から提案をいただいており、ある企業からは直接こういった提携のお話がございました。しかし、ある程度まで話を進めてみたりしたこともありましたが、最終的にはどれもしっくりこないのでお断りをしてきました。しっくりこない理由はいくつかあり、一概には言えませんが、事業を一緒に進めていく上で共有すべき考え方や企業の雰囲気、体質、本業との整合性など、さまざまな要素を照らし合わせてみると“やはり当社とは合わないのではないか”と感じました。

お相手先のことを調べれば調べるほど心配の種が見つかります。私たち夫婦はいなくなってもいいけれども、当社のスタッフ達、特に頑張っていつも仕事に励んでくれる若い社員達に余計な負担がかかって、環境が悪くなってはいけない。同等以上のよい環境で働き続けられることが重要な条件のひとつでした。また、順調に事業を伸ばしていける相手なのか、創業者としての利潤を確保できるのかどうか、これらの全ての諸条件が揃わなければM&Aを実行する意味がないと思っていました。

当社と提携を希望されるいくつかの会社と面談するも、なかなかよいお話とならず、場数を踏んだ状態で、2021年7月にM&Aキャピタルパートナーズの山田さんから直接私宛に電話をいただきました。山田さんと電話でさまざまな話をしていく中で、まずは直接会ってお話を聞いてみたいと思いました。山田さんの第一印象は、非常に丁寧で誠実な方。こういったセンシティブな話は何かあるとたいへんだから、非常に神経を使われていただろうと感じました。

最初のM&Aキャピタルパートナーズ山田さんとの面談では、どのようなお話をされたのですか。


株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 重雄 代表取締役、株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 芳乃 専務取締役業務部長
野口

最初の面談で山田さんからセブン銀行様からの具体的なご提案を説明いただきました。今までと違って、“よい話になりそうだ”という直感を持ちました。しかし、これまでも当社と提携を希望される他の会社からさまざまなお話を聞いていたので、具体的なところは読めないから、色々と話を聞かせてもらえなければ何とも判断できないと回答しました。一方で、山田さんの誠実な印象に期待も寄せていました。この先、お互いが提示する諸条件が全て揃って、調整しながら話をまとめていく必要があるので、仲介に立たれる方の役割はたいへんだろうと推察。両社から信頼されることがなによりポイントになるのは間違いありません。

話が進みはじめて、その期待は実感に変わっていきました。これまでいくつかのM&A仲介会社の担当者と話をしてきましたが、山田さんの対応がもっとも丁寧で、確実、かつ迅速でした。状況を意識しつつ、両社の立場や考え方を念頭に置きながら、“どうつないでいったらいいのか”を常に考えてお話を進めていただいたのではないかと感じています。

奥様

山田さんには、土日、昼夜問わずいつも迅速に丁寧にご対応をいただきました。恐らく、私の子供達と同じくらいの年齢なので“いつ寝ているのだろう、大丈夫かしら”とそこばかり気にしていました。

M&Aキャピタルパートナーズ 山田
山田

2021年7月末に初めて野口様ご夫婦にお会いしました。お二人は、非常に仲がよい印象で、ご面談時は創業時の想いや、業界に対する今後の動向・お考え、お二人の趣味の海外旅行・ワイン・茶道のお話など色々聞かせていただきました。事前にビバビーダメディカルライフ様のことをお調べしておりましたが、野口社長からお話をお伺いして、改めて独立資本でも十分続けていける良好な経営状況だと思いました。また、保険商品の開発や監督官庁(金融庁・財務局)とのやり取り等を担当している非常に優秀なご子息様が数年前から社内に後継者候補としていらっしゃり、事業承継に対するご懸念はないのではないかと感じました。一方で野口社長から“スピード感をもってビバビーダメディカルライフ様の保険商品を世に広めていきたい”、“従業員様の雇用を永続的に守っていきたい”とのお話がありましたので、まずはセブン銀行様とお会いすることで、将来的な選択肢の幅を広げてみないかご提案を差し上げました。

 

実際にご両社が初めてお会いしてみて、お互いにどのような第一印象を持ちましたか。

株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 重雄 代表取締役,株式会社セブン・グローバルレミット 植木 康晴 代表取締役
植木

2021年10月、初めての顔合わせでは、お互いに自己紹介のような形で、どんな形で事業を展開していて、ビジネスについてどういった想いを持っているのかについて意見交換をさせていただきました。その中で一番印象に残っているのが野口社長からの「日本社会のために必要な事業として、在日外国人向け保険サービスをやっている」というお言葉でした。その想いを聞いた時に、当社の特別顧問も同じことを以前から言っていたのを思い出しました。その想いが同じ方向を向いていたので、一緒に事業を進めることができるのではないかと思いました。

セブン銀行グループは、単に金融サービスのクオリティだけでなく、サービスを作り上げてきた方々の想いも大切にしております。そこの考え方がズレていたら、どんなに収益をあげている優良企業だったとしても一緒に事業を進められるとは恐らく思わなかったでしょう。初めての顔合わせの時には私の上長も含めた当社のメンバーにも加わってもらい、4人で話を伺ったのですが、みんな共通して「野口様ご夫婦は本当に誠実な方で、是非一緒にやりたい」という気持ちになっていました。事業に対する想いを最初に揃えられたので、その後はスムーズにお話を進めることができました。

野口・奥様

まず、植木さんは真面目に誠実に、仕事について一生懸命考えていらっしゃる方だな、という印象を受けました。大会社でいらっしゃいますし、畏れ多いことだと思いました。 “なぜ当社なのか?”よく当社にお声掛けをいただいたなという印象もありました。“当社をセブン銀行グループに入れて何を実現したいのか?”という疑問もありましたが、植木さんがしっかりお話ししてくださったので、ディスカッションを重ねていく中で、次第に理解を深めることができました。

M&Aキャピタルパートナーズ 山田
山田

初めての顔合わせでのご両社様の第一印象としては、お互いに「日本産業の発展成長のため」という理念を掲げて事業に取り組まれており、目指している将来像が同じ方向性を向いていると個人的に感じました。お話が進んでいく中で、本件ではPMI(M&A後の統合効果を最大化するための統合プロセス)に関するコーポレート・ガバナンスや内部統制の整理をはじめ、事前にご両社様で綿密な協議ができたことも重要なポイントであったと考えております。本件が成就し、ご両社様が思い描く将来像を具現化された際は、「在日外国人向けの金融サービスのワンストップ化の実現」ができ、金融業界に大きな影響を与えるシンボリックな案件になると思いました。一方、ディールを進めていく中で、最終的に監督官庁(金融庁・財務局)を介した銀行法・保険業法に関する内閣総理大臣の許可・承認取得が必須となり、その辺りの特殊な対応に対する論点整理についても考えていく必要がございました。

~ご成約式~

@フォーシーズンズホテル丸の内エグゼクティブダイニングルームにてご成約時のお写真(2022年11月2日)

撮影日 : 2022年11月2日
フォーシーズンズホテル丸の内東京  エグゼクティブダイニングルームにて
(下列左から5人目:株式会社ビバビーダメディカルライフ 野口 重雄 代表取締役社長)
(下列左から4人目:株式会社セブン銀行 松橋 正明 代表取締役社長 )

 



意を酌んで、齟齬なく条件を整えてくれた

監督官庁である金融庁・財務局に対する特殊な対応について、どのように調整を進めたのですか?


山田

意向表明応諾後、デューデリジェンス(企業監査)のマネージメントインタビューのフェーズからは、より本件を円滑に進めるため、過去このような監督官庁に対する特殊な対応の経験がある上席の井野にプロジェクトチームに加わってもらい、調整を進めていきました。2022年7月末に野口社長、野口社長ご子息様、セブン銀行様、M&Aキャピタルパートナーズで霞が関の金融庁(中央合同庁舎)へお伺いし、金融庁・財務局の担当者様へご挨拶をさせていただき、銀行法・保険業法に関する内閣総理大臣の許可・承認取得に向けたやり取りが始まりました。

M&Aキャピタルパートナーズ 井野
M&Aキャピタルパートナーズ井野(以下、井野)

私は米国の大学を卒業後、米国公認会計士として、監査法人・M&Aアドバイザリー・投資ファンドなどでキャリアを積んで参りました。当社参画後、金融業全般をはじめ、本件の同業他社にあたる少額短期保険事業のM&Aをご支援した実績もございます。本件は、ちょうど金融庁内の人事異動のタイミングにも重なり、その点を考慮してスケジュールに織り込む必要があり、重要なポイントとなりました。スケジュール調整について我々がコントロールする必要があり、ご両社様の認識の齟齬がないよう、必要な手続きを丁寧に情報共有しつつ、ネガティブサプライズがないよう進めて参りました。

野口

山田さんと井野さんが間に入って、私どもの意向をかなり正確につないでくださり、セブン銀行様もその辺についてよくご理解いただいて、受け入れられて折り合ったと感じています。仕事の面で私たちがやっていることが、そのままさらに発展成長できるという可能性がかなり高いということ、従業員の処遇についても申し分のない条件を提示してくださいました。こちらが求めていたあらゆる諸条件を整えてくださったため、最終的に決断することができました。



今後の展望についてお聞かせください。


株式会社セブン・グローバルレミット 植木 康晴 代表取締役
植木

現在、日本に居住している外国人は約280万人います。これは私の勝手な試算ですが、在日外国人の世帯収入の総合計は約5兆円。そうすると約5兆円の消費がその方たちの中に存在しているということです。約280万人というと、都道府県で言えば国内第11位ぐらいの県と同じ人口規模であり、ビジネスの観点でも、1つの都道府県が全員外国人と言えるような世界があります。ただ各都道府県別に捉えると数パーセントになってしまうため、ビジネスとして着目している企業がまだまだ少ないのが現状です。

 一方、在日外国人のお客様のニーズは住居の問題や教育など、非常に多岐にわたっています。特に言語と文化の違いというところですが、逆転の発想からそこには大きなビジネスチャンスがあります。

セブン銀行グループだけでは実現することが難しいですが、不動産や教育、通信などさまざまな分野の事業者様と共にパートナーシップを組むことで、在日外国人のお客様のニーズをもっと満たしていけると思っております。それがビジネスにつながっていくことは間違いありません。金融サービスでカバーできることは限定的ですが、事業者様とのパートナーシップを拡充していく中で、さらに在日外国人の方が、日本国内で生活しやすい社会インフラを作っていけるのではないかと考えております。今後もM&Aキャピタルパートナーズの情報網と多彩なご経験をお借りしながら、さらにセブン銀行グループの事業を大きくして盛り上げていければと思っています。

野口

セブン銀行様とパートナーシップを組むことによって、マーケットが格段に大きな範囲に瞬時に広がっていきます。例えば、国内の「セブン‐イレブン」で働く在日外国人が、何人いらっしゃるのか。コンビニエンスストアで働く外国人も増えていますよね。そこに当社の商品をどう合わせていくのか検討は必要ですが、非常に大きな可能性が一瞬にして広がりました。

ありがとうございます。野口様には最後にM&Aを検討しているオーナーに向けてひと言メッセージをお願いいたします。

野口

予断を持たずに、さまざまな選択肢をご検討されたらいいのではないかと思います。自分の会社が目指すべきこと、それに必要なものや足りないものを見極めておくことが経営者として重要だと考えます。それをサポートしてくれるのがM&Aキャピタルパートナーズの仕事です。こちらの意思をよく酌んでいただきしっかりとセブン銀行様とのご縁をまとめていただきました。M&Aキャピタルパートナーズの存在意義・価値を本件を通じてたいへん深く感じました。山田さんがいなければ、たとえよい話であってもどこかでズレが生じて、ご縁を結ぶことができなかったかもしれません。本当に感謝しています。


山田

本件のような社会的に意義のあるシンボリックな案件の担当をさせていただき、感謝申し上げます。引き続き、セブン銀行グループの重点課題として掲げる“多文化共生の実現”に向けて有益な情報提供をさせていただきたいと思っております。また、野口様ご夫婦が主催として、京都祇園祭りの時期に京都市内のホテルで毎年開催されている金融業界の方々が集まる会合にお招きいただくなど、末永いお付き合いができることをたいへん嬉しく感じております。今後も常にお客様に“寄り添い”ながら、最良のご決断ができたとおっしゃっていただけるよう全力でご支援させていただく所存です。

M&Aキャピタルパートナーズ 井野
井野

野口社長の「この事業は他のどの国のためでもなく、日本の成長発展のために必要だからやっている」というお言葉が強く印象に残っております。私も大学時代は海外におりましたので、日本の役に立ちたいという想いを強く抱いており、非常に共感したことを覚えております。その中で、日本の抱える社会問題にチャレンジでき、経済成長の活路を見出すようなお話に関わらせていただき本当に感謝しています。



M&Aキャピタルパートナーズ山田、株式会社ビバビーダメディカルライフ野口芳乃様、株式会社ビバビーダメディカルライフ野口重雄様、株式会社セブン・グローバルレミット植木様、株式会社セブン・グローバルレミット戸澤様、M&Aキャピタルパートナーズ井野

(左から)弊社山田、野口芳乃様、野口重雄様、植木様、戸澤様、弊社井野

文:伊藤 秋廣   写真:伊藤 元章   
      取材日:2022年12月21日        
    取材場所 : 株式会社セブン銀行本社        

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