三井不動産との提携合意について

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社（東京都中央区・代表取締役社長 中村 悟、以下「MACP」）は、三井不動産株式会社（東京都中央区・代表取締役社長 植田 俊、以下「三井不動産」）と両社が持つ知見・ノウハウを相互に提供する提携について2025年3月14日に合意いたしましたのでお知らせします。
不動産に関する幅広いコンサルティングサービスを提供する三井不動産と、事業承継を目的としたM&Aの数多くの成約実績を持つMACPが、両社の豊富な知見・ノウハウを相互に提供することで、両社のお客様が抱える様々な課題に対し最適なソリューションを提供し、顧客満足度を高める取り組みとなります。

三井不動産とMACP双方のお客様が抱える課題のベストソリューションを提供

三井不動産は、不動産オーナーが抱える資産の有効活用や賃貸経営、相続対策など、不動産に関する様々な課題に対して、三井不動産グループ各社や各種専門家のネットワークを活用し、それらのサービスやノウハウを集結させることでお客様一人ひとりに最適な解決策を提供しています※。 一方、MACPは後継者不在などの事業承継問題を抱える中堅・中小企業のオーナー経営者様に対し、事業承継の選択肢の一つとしてM&Aの支援を行っています。両社のお客様は、資産運用と事業承継それぞれに課題を抱える方が多くいるため、双方が提供するサービスの知見・ノウハウを提供し合うことで、お客様の課題に対し最適なソリューションを提供することができると考え、提携に合意いたしました。

※三井不動産は、個人・企業オーナー様のための不動産コンサルティングサービス「Let’s」を展開しています。Let’sの専任コンサルタントが三井不動産グループ各社や各種専門家と連携をとり、お客様に最適なソリューションをワンストップで提案します。

■三井不動産Let’s 紹介HP https://lets.mitsuifudosan.co.jp/

適切な資産運用によってお客様のM&A後の豊かな生活を実現

MACPは、M&Aを支援した譲渡企業のオーナー経営者様が得られる譲渡金をはじめとする資産を適切に運用いただき、M&Aご成約後も豊かな生活を実現していただきたいという思いがあります。この思いを実現するため、不動産を中心とした資産運用の分野でお客様に最高のサービスを提供できるパートナーを検討し、三井不動産との提携の合意に至りました。三井不動産が持つ知見とノウハウをMACPがM&Aを支援したお客様に提供することで、M&Aの譲渡金を不動産経営という手段で資産運用していただく選択肢をご提案できることとなります。

高齢化が進む中、中小企業庁によると2025年までの10年間で、経営者が70歳以上の企業で60万社以上の企業が後継者未定のまま黒字廃業する可能性があると言われています。後継者不在を原因とした倒産件数は2023年度過去最多の456件（東京商工リサーチ調べ）となり、６年連続で過去最多となっています。黒字企業が後継者不在のまま、廃業を選択すれば、その従業員やその家族、取引先だけでなく、地域の経済にも大きな影響を及ぼします。
その後継者不在問題の解決策の一つがM&Aによる第三者への事業承継です。MACPは、１社でも多くの後継者不在企業の事業承継を支援するため様々な取り組みを行っています。本提携は、事業承継問題を抱えるオーナー経営者様にM&Aという解決策の提供を促進するとともに、M&A後に最適な不動産を活用した資産運用を行い豊かな生活を実現し、後継者不在企業の事業承継を成功に導く取り組みとなります。