日本製鉄<5401>、米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化しパートナーシップ締結
日本製鉄<5401>、米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化しパートナーシップ締結

日本製鉄株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO:橋本 英二<5401>)は、2025年6月18日、United States Steel Corporation(本社:米国ペンシルバニア州ピッツバーグ、代表取締役CEO:デイビッド・ブリット、NYSE:X)の全株式を取得し、完全子会社化したことを発表しました。これにより、USスチールは象徴的な社名と米国内拠点を維持し、日本製鉄とのパートナーシップのもと、今後も一貫生産体制を継続します。
本パートナーシップにより、日本製鉄は2028年までに約110億ドルの設備投資を行う予定で、米国における雇用維持・創出(10万人超)にも寄与します。両社は米国政府との国家安全保障協定(NSA)を締結し、米国の国家安全保障や通商政策にも配慮した体制を整え、グローバル戦略目標である粗鋼生産能力1億トン体制の実現に向けて前進します。
金属・プラスチック業界の最新M&Aニュース
- 金属・プラスチック 山王<3441>、合成樹脂成形加工の明王化成を完全子会社化
- 金属・プラスチック リョービ<5851>、ダイカスト協力会社の富士工業を完全子会社化、静岡工場の生産体制を強化
- 金属・プラスチック タクマ<6013>、IHIグループのIHI汎用ボイラを子会社化へ – ボイラ事業拡大と脱炭素需要に対応



