ココカラファインホールディングス <3098> とアライドハーツ・ホールディングス <3062> は、ココカラファインを吸収合併存続会社、アライドハーツを吸収合併消滅会社として、１０月１日（予定）を期日に合併することで基本的な合意に達し、１６日開催の両社の取締役会において決議の上、合併に関する基本合意書を締結した。（アライドハーツは４月１日付で普通株式５株を１株に併合するため、合併比率は、ココカラファイン：アライドハーツ＝１：０．６５）

　　ドラッグストア業界は、本格施行された改正薬事法を背景とする規制緩和により、異業種の参入が始まり、Ｍ＆Ａや資本・業務提携等の業界再編が加速する中、企業独自の明確な差異化戦略が必要不可欠となっており、「ドラッグストア業界トップクラスの規模・業績を獲得」、「エリアドミナント強化」、「ドラッグストア業界で調剤売上高が圧倒的トップ、マーケットリーダーの地位を確立」を目的として、合併による企業価値向上が可能になると判断した。

　　両社合算での売上高は約２７００億円、経常利益約１１０億円となり、スケールメリットを活かした商品施策・ロジスティックス・システム等のインフラ・店舗開発ノウハウ・店舗支援ノウハウなど、様々な経営資源を共有化しシナジー効果を最大化することによって、企業間競争力強化・サービスの質向上を目指す。