日清紡(3105)ブレーキ摩擦材大手TMD社買収462億円
2011-09-26
日清紡ホールディングス <3105> は、世界有数の自動車ブレーキ用摩擦材メーカーTMD Friction Group(ルクセンブルク大公国)の全株式を大株主の投資会社らより440百万ユーロ(約462億円)で取得する。各国の関係規制当局からの承認の取得後、11月末のクロージングを目指す。
TMD社は、日清紡ブレーキの拠点がない欧州やブラジル、メキシコに拠点を有し、両社を合わせれば、自動車摩擦材市場の有力国を網羅できるエリア補完性に加え、日清紡ブレーキは日系や韓国系メーカーに強く、TMD社は欧州メーカーに強いため、顧客別でも補完が効くこと、得意な材料系が異なることでの技術補完による業容拡大が見込めると判断した。
ブレーキ事業分野において、マーケットや技術の補完性が高いTMD社の買収により、日清紡ブレーキは自動車ブレーキ用摩擦材の世界シェア約15%を超えるグローバルリーダーへと躍進する。コスト競争力を兼ね備えたグローバル展開の加速と、技術補完による業容拡大により、競争優位なポジションを獲得する。
TMD社は、日清紡ブレーキの拠点がない欧州やブラジル、メキシコに拠点を有し、両社を合わせれば、自動車摩擦材市場の有力国を網羅できるエリア補完性に加え、日清紡ブレーキは日系や韓国系メーカーに強く、TMD社は欧州メーカーに強いため、顧客別でも補完が効くこと、得意な材料系が異なることでの技術補完による業容拡大が見込めると判断した。
ブレーキ事業分野において、マーケットや技術の補完性が高いTMD社の買収により、日清紡ブレーキは自動車ブレーキ用摩擦材の世界シェア約15%を超えるグローバルリーダーへと躍進する。コスト競争力を兼ね備えたグローバル展開の加速と、技術補完による業容拡大により、競争優位なポジションを獲得する。