平和(６４１２)ＰＧＭをＴＯＢ１株５．２万円最大６４８億円

　　パチンコ・パチスロ機械大手の平和 <6412> は、米国ローンスター・ファンド傘下でゴルフ場運営大手のＰＧＭホールディングス <2466> の株券等を公開買付け（ＴＯＢ）で連結子会社化する。

　　買付期間は、１０月２７日から１１月２８日まで、買付価格は普通株式１株５．２万円、新株予約権１個１円、新株予約権付社債１個１，５２３，２８１円で、買付代金は最大６４，８９５，４８０，０００円となる。

　　同社の役員会はＴＯＢへの賛同意見を表明し、また同社株式６０．９％を保有する筆頭株主のファンドとの間で公開買付応募契約を締結している。ＰＧＭはＴＯＢ成立後も上場を維持する方針としている。

　　パチンコ参加人口の長期的な伸び悩み、パチンコホール数の減少を背景に、遊技機事業の市場規模は縮小傾向となっており、ＰＧＭの子会社化により、新たな収益の柱と成り得る事業を構築し、従来の遊技機専業メーカーから総合レジャー企業への展開を目指す。