2011-11-04
医療事務受託2位の日本医療事務センター <9652> は、エヌ・シー・ホールディングス(千代田区)による株式公開買付(TOB)が成立し、11月11日付で同社が議決権所有割合で72.37%を保有する主要株主である筆頭株主に異動すると発表した。
同社は、米国大手ファンドのカーライル・グループの協力を得て、MBOによる非公開化を目指していたが、イオン <8267> が25%を出資する調剤薬局のメディカル一光 <3353> が異議を唱え、TOB発表後も市場で株式を買い進め議決権数の20%超を取得していた。日本医療事務センターの株式は、一連の手続を経て上場廃止となる見込みだ。
同社は、米国大手ファンドのカーライル・グループの協力を得て、MBOによる非公開化を目指していたが、イオン <8267> が25%を出資する調剤薬局のメディカル一光 <3353> が異議を唱え、TOB発表後も市場で株式を買い進め議決権数の20%超を取得していた。日本医療事務センターの株式は、一連の手続を経て上場廃止となる見込みだ。