学研ホールディングス <9470> と市進ホールディングス <4645> は、これまでの業務提携をより確実なものとし、両社間の関係をより緊密化するために、株式の相互保有を決議し、１１月１８日付で業務・資本提携基本契約を締結した。

　　学研の保有する自己株式３１８万株（３％、総額５０２，４４０千円）を第三者割当により市進に割り当てるとともに、学研が市進の保有する自己株式４８万株（５．０３％、総額１２２，４００千円）を第三者割当による自己株式の処分で取得する。
　
　　国内の学習塾事業の分野においては少子化の影響を受け、競争は激化の一途をたどり、価格やサービス向上による差別化を打ち出した生徒獲得競争が加速している。教育市場が大きな変革を迎えている中、両社が保有するコンテンツやノウハウの共有によるシナジー効果により、両社グループの新たな付加価値の創出を目指す。