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2012-08-27
  富士フイルムホールディングス <4901> は、オーストラリア最大のビジネスサービスプロバイダー、サルマット社(豪州ASX上場、ニューサウスウェールズ州)のBPO事業を買収することで合意し、株式譲渡契約を締結した。

  買収対象は、サルマット社の100%子会社サルマット・マネジメント・ソリューション社(SDMS社)と傘下の11の子会社、およびSDMS社のビジネスをアジアで展開する事業会社サルマット・アジア社の全株式で、買収金額は375百万豪ドル(約307億円)となる。

  対象事業の12年6月期の売上は316百万豪ドル(約259億円)、営業利益(無形資産償却費控除前)は49.5百万豪ドル(約40億円)で、電気・ガス・水道・通信会社などのエンドユーザーへの請求書や金融機関の口座取引明細書といった重要郵便物の出力・配送を中心に、顧客企業の請求業務の電子化・自動処理によるコストダウン、電子メールによる配送サービス、紙文書をスキャン・データベース化し管理・保存を行うサービスを展開している。

  富士フイルムHDは、ドキュメントソリューション事業を重要な成長分野と位置づけ、複合機やプリンターなどの機器販売を中心としたビジネスから、ソリューションサービスビジネスへの転換を強力に推進している。SDMS社のBPOノウハウと、自社のマーケティング力を融合することで、中国・アジア市場への同事業の展開を促進する。

  BPOとは、社内業務の一部を専門事業者に企画・設計・運営まで一括して委託することで、低コストで高い品質のサービスが得られることから、近年、業務プロセスの効率化や高品質化を目的にBPOを利用する企業が増え、ワールドワイドで年平均5~7%の市場成長が予測されている。


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