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2012-11-15
  パチンコ機大手 平和 <6412> 子会社でゴルフ場運営大手のPGMホールディングス <2466> は、同業のアコーディア・ゴルフ <2131> に対する株式公開買付(TOB)により、連結子会社化または持分法適用関連会社化した上で、将来的に経営統合を目指すと発表した。

  買付期間は11月16日から来年1月17日、買付価格1株81千円、買付代金42,453百万円。買付予定数の下限を20%、上限を50.1%として実施。TOB成立後もアコーディアの上場は維持する方針。

  今年1月よりPGM側からアコーディアに対する経営統合を提案していたが、アコーディア側に真摯な検討姿勢が見られず進捗がないため、事前の協議を行うことなく、TOB実施を決議したとしている。アコーディア側は、本件提案に対して慎重に検討した上で意見表明を行うと発表した。

  PGMは、2011年12月に平和がTOBで連結子会社化、121コースのゴルフ場を保有する国内2位のゴルフ場運営会社。一方、アコーディアは、132コースを保有する国内最大手。2社合計の全国ゴルフ場の延利用者数は、推定13%~16%に上る。経営統合によるシナジー効果として、既存コースの売上高の改善、コスト削減、追加買収などを通じた企業価値向上を見込む。

  国内ゴルフ関連事業を取り巻く環境は、先行き不透明な経済環境に加えて、ゴルフ人口の減少に伴うゴルフ場延利用者数の減少とゴルフ場の供給過多から引き起こされる競合ゴルフ場間での競争が厳しさを増しており、中小のゴルフ場の倒産や売却等の再編が活発化し、5年連続で50コース以上のオーナー異動が行われている。


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