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2012-12-20
  カスミ <8196> グループのワンダーコーポレーション <3344> は、新星堂 <7415> をTOBにより連結子会社化する。買付期間は12月21日から来年2月1日、買付価格1株38円、買付代金は最大760百万円。

  新星堂の筆頭株主である大和証券 <8601> 系ファンド(DPI)は、保有全株式49.65%をTOBに応募した上で、同グループののぞみ債権回収らが保有する新星堂への債権約54億円を235百万円で譲渡する。

  新星堂は、債務超過による上場廃止の猶予期間の期日である来年2月末日までに財務基盤の強化による債務超過の解消と上場維持を目指す。また、新星堂は、光通信 <9435> グループとの資本提携を解消するとともに、合弁会社を清算する。

  ワンダーは、商品の調達や配送、出店戦略やITインフラの活用を支援し、本部機能の集約による合理化等を通じて、新星堂の財務体質改善を図る。異なる立地環境による市場シェア拡大の相互補完や、新星堂の音楽専門店のノウハウを活用し、業種業態を超えた企業間競争が激化するエンタテインメント小売業界の再構築を目指す。


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