JT(2914)、飲料製造販売事業から撤退
2015-02-04
日本たばこ産業(JT) <2914> は、飲料製品の製造販売事業を15年9月末を目途に終了することを発表した。1988年に飲料事業に参入、コーヒー飲料の「ルーツ」や「桃の天然水」などの商品ブランドを展開し、14年3月の売上収益は約500億円。
飲料市場全体が成熟し、事業規模が優劣を決する構造にあることや商品ライフサイクルが短期化する中で、中長期的に安定的かつ継続的な収益基盤を確保することが困難と判断した。今後たばこ事業の競争力強化への投資を優先するとともに、医薬事業、加工食品事業に経営資源を集中する。
飲料市場全体が成熟し、事業規模が優劣を決する構造にあることや商品ライフサイクルが短期化する中で、中長期的に安定的かつ継続的な収益基盤を確保することが困難と判断した。今後たばこ事業の競争力強化への投資を優先するとともに、医薬事業、加工食品事業に経営資源を集中する。