伊藤園は株式36%取得でタリーズコーヒーを傘下にする
2006-10-25
伊藤園は24日、コーヒーチェーン「タリーズコーヒー」を展開するフードエックス・グローブ(東京)の発行済み株式36.4%を取得し、筆頭株主になると発表した。取得金額は48億600万円。外食事業に参入するとともに、来年には「タリーズコーヒー」ブランドのチルド(冷蔵)コーヒーを発売し、出遅れたコーヒー飲料部門で巻き返す。
伊藤園は24日までにフードエックス・グローブの松田社長から株式4%を取得。フードエックス・グローブ株主のエーシーキャピタル(東京)が保有する約32%も25日に買い取り、持ち分法適用会社とする。松田社長は続投する。
缶コーヒー市場は横ばいが続くが、チルドコーヒー市場は急成長しており、サントリーが米スターバックスと提携して販売したチルドコーヒー「スターバックス ディスカバリーズ」は大ヒット。伊藤園は同じコーヒーチェーンとして知名度がある「タリーズコーヒー」ブランドのチルドコーヒーを発売することで新規需要を取り込む。
伊藤園は24日までにフードエックス・グローブの松田社長から株式4%を取得。フードエックス・グローブ株主のエーシーキャピタル(東京)が保有する約32%も25日に買い取り、持ち分法適用会社とする。松田社長は続投する。
缶コーヒー市場は横ばいが続くが、チルドコーヒー市場は急成長しており、サントリーが米スターバックスと提携して販売したチルドコーヒー「スターバックス ディスカバリーズ」は大ヒット。伊藤園は同じコーヒーチェーンとして知名度がある「タリーズコーヒー」ブランドのチルドコーヒーを発売することで新規需要を取り込む。