パナソニック、パナホームへのTOB終了 出資比率は80.12%に
2017-06-14
パナソニック<6752>は、4月28日から実施していた住宅メーカー子会社パナホーム<1924>に対する公開買い付け(TOB)を6月13日に終了したことを発表した。買付価格は1株あたり1200円で、買付予定数は76,985,108株。所有比率はTOB前の54.18%から80.12%に上昇した。
国内住宅市場では人口動態から新設住宅着工戸数の逓減が予想されており、市場競争が激化する中で、街づくり事業やリフォーム事業、海外事業などへのビジネスモデルの変革、多角化が急務となっている。こうした状況において、同業他社の平均的な成長率を上回るためにはパナソニックとパナホーム両社の経営資源を共有・活用しながら顧客ニーズに応えることがパナソニックグループの価値向上につながると考え、当初株式交換による完全子会社化を検討していた。しかし税制面や株主資本コストなどを考慮した結果、2017年4月にTOBによる子会社化に手段を変更した。
国内住宅市場では人口動態から新設住宅着工戸数の逓減が予想されており、市場競争が激化する中で、街づくり事業やリフォーム事業、海外事業などへのビジネスモデルの変革、多角化が急務となっている。こうした状況において、同業他社の平均的な成長率を上回るためにはパナソニックとパナホーム両社の経営資源を共有・活用しながら顧客ニーズに応えることがパナソニックグループの価値向上につながると考え、当初株式交換による完全子会社化を検討していた。しかし税制面や株主資本コストなどを考慮した結果、2017年4月にTOBによる子会社化に手段を変更した。