2018-09-10
加賀電子<8154>は、富士通エレクトロニクス(神奈川県横浜市)の全株式を取得し子会社化することを発表した。株式取得は三段階に分けて行い、第一段階は2019年1月1日(議決権所有割合のうち70%)、第二段階は20年12月28日(同85%)、第三段階は21年12月28日(同100%)となる予定。株式取得価額は204億1300万円。
富士通エレクトロニクスは自動車、AV機器、通信機器、情報処理機器向けなどの民生用・産業用電子デバイス製品の販売、アプリケーションボードの開発、設計、販売、マイコンの民生用・産業用用途別組込みソフトの開発・販売などを行う会社。18年3月期の連結売上高は2587億300万円、連結営業利益は26億3100万円、連結純資産は353億7900万円だった。
加賀電子は15年に発表した中期経営計画の中で「利益重視経営の確立」を最重要課題と位置付けており、既存の大手顧客への電子デバイスの拡販、海外市場を中心としたEMSビジネスの拡大に取り組んでいる。富士通エレクトロニクスの子会社化は中期経営計画での成長戦略の一環として行うもので、電子部品・半導体ビジネスのシェア拡大、EMSビジネスの事業規模拡大、両社事業協業に伴う経営効率のさらなる向上を目指す。
富士通エレクトロニクスは自動車、AV機器、通信機器、情報処理機器向けなどの民生用・産業用電子デバイス製品の販売、アプリケーションボードの開発、設計、販売、マイコンの民生用・産業用用途別組込みソフトの開発・販売などを行う会社。18年3月期の連結売上高は2587億300万円、連結営業利益は26億3100万円、連結純資産は353億7900万円だった。
加賀電子は15年に発表した中期経営計画の中で「利益重視経営の確立」を最重要課題と位置付けており、既存の大手顧客への電子デバイスの拡販、海外市場を中心としたEMSビジネスの拡大に取り組んでいる。富士通エレクトロニクスの子会社化は中期経営計画での成長戦略の一環として行うもので、電子部品・半導体ビジネスのシェア拡大、EMSビジネスの事業規模拡大、両社事業協業に伴う経営効率のさらなる向上を目指す。