株式会社マイヤは、スーパーマーケット事業を展開中の株式会社片浜屋の全株式取得にむけて、3月25日付で株式譲渡契約を締結したことを発表した。

マイヤは、岩手県・宮城県気仙沼市でスーパーマーケットを展開し、店舗を通じて商品を提供することを手段とし、地域の顧客が健康で豊かな食生活を実現することを目標としている。2018年3月期で18店舗を展開しており、総営業収入高は225億円になる。一方で片浜屋は、設立50年以上のスーパーマーケットとして宮城県気仙沼市、名取市で4店舗展開。地元でとれた生鮮食品の販売や、地元メーカーが製造した食品を積極的に扱うなど、地域に密着した経営を行っている。

片浜屋が事業展開している気仙沼市本吉町はマイヤの未出店エリアであること、共に被災を経験した企業同士であり、地域の雇用維持も含めた地域貢献ができるという思いが合致し決定に至る。

今後は両社でこれまで以上のサービスを提供し、気仙沼地区の地域貢献に努めていきくとしている。