アイカ工業株式会社は、100%子会社であるアイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社を通じ、中国の化粧板販売会社であるSois Mendinni Industrial Technology (Shanghai) Co.,Ltd.（ソイス社）へ出資し、子会社化することを発表した。

アイカ工業は、「ジャパンテクノロジーの海外展開」を方針の一つとして掲げ、アジア地域におけるメラミン化粧板・メラミ ン不燃化粧板の拡販を推進し、2018年1月に海外統括会社としてアイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社を設立。本会社を中心に、アジア地域における建装建材事業の飛躍的な成長を目指し、プロモーション活動などに注力している。
一方でソイス社は、中国を主力市場とする化粧板販売会社であり、販売網は主要地域を網羅しているほか、教育施設・研究施設向けに強力な提案力を有している。今回の子会社化により、包括的な販売サービスおよび物流網を手に入れることができ、またアイカグループの主力製品であるメラミン不燃化粧板の中国での拡販において、ソイス社の教育施設・ 研究施設向けの提案力を活用し、シナジーを発揮することが可能となる。

今後は、「ソイス社」「アイカ・アジア・ラミネーツ・ホールディング社」「アイカ工業」で連携し、中国での化粧板事業の拡大を目指す。