富士フイルム株式会社は、内視鏡用の処置具の開発・製造・販売を行っている、medwork GmbH(メドワーク社)を買収することを発表した。今後は富士フイルムグループの100%子会社として新たにスタートし、内視鏡用処置具事業に本格参入する。
medwork社は、内視鏡用処置具を自社で開発・製造・販売しており、ドイツを拠点に幅広い処置領域に対応した豊富な製品ラインアップと高品質を強みとしており、フジフイルムとしては、今回の子会社化により、処置具の製品ラインアップを大幅に拡充でき、さらに内視鏡ビジネスで培ってきた各国の医師との関係を生かすことで、medwork社と、より市場ニーズに即した製品開発を実現し、それらの処置具を富士フイルムのグローバルな販売網を通じて、世界中に提供していくとしている。