アイカ工業株式会社は、株式会社装武と資本業務提携を行うことを合意したことを発表した。

アイカ工業は、コアテクノロジーである樹脂技術を活かし多様な製品展開を行っている。代表的製品の一つに建築用仕上げ塗材「ジョリパット」があり、日本でジョリパットが施工された住宅や施設は、累計で100万戸を超えている。

一方で、一定の築年数が経過した住宅外壁リフォーム需要は底堅く、ハウスメーカーを中心として、短工期で効率よく質の高いリフォーム工事を行う事へのニーズが高まってきており、材料メーカーを施工の受け皿とする傾向がここ数年定着。こうした状況を踏まえ、アイカ工業はハウスメーカー等の顧客の要望に応えるべく、厳格な管理・品質基準に基づく高い品質の施工工事に定評がある株式会社装武に出資をし、ジョリパットによる外壁塗装を材料と施工のセットで提案できる体制を構築することとなった。

今後はジョリパット施工店会を一層活性化することで、ジョリパットブランドの向上を図っていくとしている。