株式会社JMDCは、株式会社flixyの株式を取得し、グループに迎え入れることとなったことを発表した。

flixy社は、医師ならではの視点で最適なタイミングでヘルスケアを提供することをミッションに創業した医療系スタートアップ企業であり、現在は、医療施設向けに、患者が事前に入力した問診の内容を医療用語に変換し電子カルテに連携する「メルプ WEB 問診」を主力サー ビスとしてクリニックを中心に提供し、患者の待ち時間短縮と受付の業務負担削減を実現している。創業2年半で累計200以上の施設に継続的に利用されており、直近においては月30以上の施設に導入されるなどその展開力は大きく加速。今後、医療現場の働き方改革が求められる中で、医療従事者の業務負荷の軽減に直結する本サービスは、医療のデジタル化の１つとして普及が拡大していくものと考えられている。

一方でJMDC社は、健康保険組合の保有するデータの利活用を事業の柱としており、データに基づく経営改革やオペレーション改革支援も行うなど取り扱うデータ種類の拡充と、データを活用したソリューションの拡大を図っている。

今回のflixyのグループへの加入は、JMDC グループの医療機関ネットワークをクリニックまで拡大することや、 JMDCが保有するデータを活用した問診から始まる診断サポートなどの新たなサービスの開発などに資するものであり、こうした両社の強みを生かした取り組みを加速させ ていきたいとしている。