塩野義製薬株式会社は、医薬品研究や開発を行う米国のTetra Therapeuticsを完全子会社化することを発表した。

Tetra社は、FXS、AD、外傷性脳損傷、およびその他の脳疾患を持つ患者に対する治療薬を開発するバイオテクノロジー関連の研究開発型企業で、塩野義製薬とは2018年12月に認知機能改善薬候補のBPN14770のライセンスならびに出資契約を締結し、研究開発における協力関係を推進してきた。

今後は進捗中の試験の継続並びに強化を推進するとともに、本件で獲得する中枢神経系の創薬ノウハウを活用した研究開発の強化を図るとしている。