東京ガス株式会社100%出資子会社の東京ガスアメリカ社は、米国テキサス州のガス開発・生産事業会社キャッスルトン・リソーシズ社が、米国ルイジアナ州で新たなガス田権益を取得するにあたり、出資比率を46%から70%超に引き上げ子会社化することを発表した。
なお、東京ガスが、米国シェールガス事業のオペレータを子会社化することは初めてとなり、子会社化の完了は、8月14日を予定している。また、子会社化にともないキャッスルトン・リソーシズ社の社名を2021年3月下旬までに「TG Natural Resources LLC」に改称するとのこと。
東京ガスグループは、グループ経営ビジョン「Compass 2030」において、海外展開を通じて海外における利益を2030年までに3倍規模に拡大することを掲げており、北米での事業基盤の拡大に向けて投資を継続していくとしている。