ソフトバンク(9434)、ADA社と資本業務提携
ソフトバンク株式会社は、アジア最大級の通信事業者であるAxiata Group Berhad(以下「アシアタ・グループ」)のグループ会社で、Axiata Digital Advertising Sdn. Bhd.(以下「ADA」)と、このたび資本・業務提携した。
ソフトバンクは、ADAの営業・顧客サポート体制やデータ・AI事業における知見を活用して、ソフトバンクのデジタルマーケティング事業のアジア展開を加速させる他、ソフトバンクおよびグループ会社が提供するソリューションと、ADAのシナジーの創出に取り組んでいく。ソフトバンクが取り扱うカスタマーデータプラットフォーム「Treasure Data CDP」や、グループ会社のLINE株式会社が提供する法人向けサービスなどの各種ソリューションを、ADAを通してADAのソリューションや知見と組み合わせてアジアの企業に提案・導入することで、各社のデジタルマーケティング活動を支援していく。
ADAは、約3億7,500万人の生活者データを基にした独自のデータ基盤を強みとする企業である。これらのデータを活用して、顧客のデジタルマーケティング戦略の策定や実行支援の他、顧客が独自に取得するデータであるファーストパーティーデータの活用に関するコンサルティングを手掛けている。
ソフトバンクは、「Beyond Carrier」戦略の下、従来の通信事業者の枠を超えて、幅広い産業分野における革新的なサービスの提供やパートナー企業との共創によるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みに注力しており、ADAとの提携により、海外での事業展開に取り組む「Beyond Japan」を推進していく。