自動車インテグレーションメーカーのAZAPAが、米TieSet社と次世代AIで業務資本提携

⾃動⾞の Tier0.5、インテグレーションメーカーを⽬指す AZAPA 株式会社と、⽶国シリコンバレー発の次世代 AI(連合学習)技術の TieSet Inc.は、業務資本提携を締結し、⽇本での従来 AI 市場に向けて、最先端技術の研究およびソリューションの提供をしていく。

現在、AZAPA と TieSet が、共同開発しているのは、ADAS 領域における安全性の定義である。
ADAS や⾃動運転での安全の策定シナリオでよく⾒られるものは、考えられる認識パターンが 数⼗パターンしか考慮されておらず、地域の道路状態や天気などの環境の違いや⼈のレスポンスに関する違い、あるいは、それぞれの⼈が運転経験の中で、重要と考える認識内容の違いを考慮していない。

環境により安全性への認知の相違や偏重された地域別の分散データを連合学習することで、継続的な安全の定義を世界同時にアップデート可能にし、また近年では、エッジコンピュータへの OTA(Over The Air)技術も合わせ、⾃動運転での回避シナリオを構築していく。