M&Aニュース
M&Aニュースのイメージ

大王製紙(3880)が、子会社の大王パッケージ、新潟県の段ボールシート・段ボールケース製造会社である吉沢工業を買収

2022-04-21
大王製紙株式会社は、子会社である大王パッケージ株式会社が新潟県の段ボールシート・段ボールケース製造会社である吉沢工業株式会社の全株式を取得することを決議し、吉沢工業を大王パッケージの子会社とすることを発表した。

大王製紙株式会社は、紙・板紙事業において、国内における原紙の安定供給体制を強化し、川上の産業用紙事業と 川下の段ボール事業との連携によって、事業トータルでの収益力を強化している。
段ボール事業においては、国内に13工場を有する大王パッケージにおいて、最終需要家である全国の顧客のニーズ に対応した高品質、高付加価値の段ボール製品を提供している。
また、M&Aの活用により、 新たな生産拠点を確保することによって広域ユーザーの利便性を高めるとともに、生産、配送体制の 強化・拡充によって地場の顧客に対するきめ細かな対応力に磨きをかけることで、更なる事業拡大と収益力の強化を図っている。
吉沢工業は1950年に設立され、新潟県において段ボールシート・段ボールケースの製造販売を手掛けており、米菓・食品メーカーをはじめとする北陸地区の優良な顧客に対し、段ボール製品を短納期で納品するノウハウを有している。
北陸地区には大王パッケージの既存生産拠点が無くグループ としての空白エリアとなっており、国内14拠点目となる段ボールシート生産拠点として大王パッケー ジの営業力・生産ノウハウ等を活用することによる協業や販路拡大、収益力強化が大いに見込まれる。
吉沢工業のグループ化を通じて、競争力の高い段ボール原紙の販路拡大、生産性向上に寄与するのみならず、段ボール製品の取引先の業態や品揃え等の拡大により段ボール事業の成長を一層加速し、企業価値の向上を実現するとともに、今後も更なる事業拡大に取り組んでいく。


M&Aへの疑問

M&Aへの疑問のイメージ

M&Aに関する疑問に市場統計や弊社実績情報から、分かりやすくお答えします。

業種別M&A動向

業種別M&A動向のイメージ

日本国内におけるM&Aの件数は近年増加傾向にあります。その背景には、企業を取り巻く環境の変化があります。

M&Aキャピタルパートナーズが
選ばれる理由

創業以来、売り手・買い手双方のお客様から頂戴する手数料は同一で、
実際の株式の取引額をそのまま報酬基準とする「株価レーマン方式」を採用しております。
弊社の頂戴する成功報酬の報酬率(手数料率)は、
M&A仲介業界の中でも「支払手数料率の低さNo.1」を誇っております。