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博報堂、「カスタムAI」を開発するLaboro.AIに出資 資本業務提携を発表

2022-08-03

株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、クライアント企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)による事業成長をより迅速に支援するために、『カスタムAI』の提供などAI領域で高い専門性をもつ株式会社Laboro.AI(本社:東京都中央区、代表取締役CEO椎橋徹夫・代表取締役COO兼CTO藤原弘将、以下Laboro.AI)の株式を取得し、資本業務提携を行った。

近年、デジタル化で生活者とあらゆるモノが常時・双方向につながり、生活者データの種類・量が増えている中で、企業のビッグデータ活用がはじまっています。マーケティング領域においても、AIなどの新たな技術を用いることで生活者のインサイトをより的確に捉えた顧客の体験価値の向上など、マーケティングの高度化が求められている。

これまで博報堂は、フルファネルのデータドリブンマーケティングによって、マーケティング課題の発見から解決までワンストップのソリューションを提供することで、クライアント企業の事業成長を支援してきた。
またLaboro.AIは、画像認識、自然言語処理、音声認識をはじめとした幅広い技術領域での『カスタムAI』の開発、およびAI導入・活用に関わるコンサルティング事業を展開し、「AI技術×ビジネス現場の理解」を武器に、クライアント企業の課題解決や新規事業開発など、バリューチェーン全域に渡るビジネス変革を支援してきた。

今回の提携で両社は、幅広い業界におけるクライアント企業が抱えるマーケティング課題に対して、『オーダーメイドでのAIソリューション』を提供するチームを組成した。博報堂のマーケティング知見とLaboro.AIのAI対応力により、AIを用いた課題の発見・設定・解決プランの提案、各企業のニーズにあったAIの開発・ビジネス実装・運用までを提供していく。一例として「嗜好性に基づくレコメンドアルゴリズムの開発・実装」や「顧客行動予測モデルによるCRM高度化」など、個々のクライアント企業の課題や生活者ニーズに寄り添った施策をオーダーメイドで行う。

今後両社は、クライアント企業のマーケティング領域での高度化支援だけでなく、バリューチェーン全般でのオーダーメイドAIの提供も行う予定である。
例えば「需要予測による生産計画支援」や「VOC分析に基づく新商品開発支援」「AIカメラによる顧客行動解析」など、サプライチェーンの様々な領域でも、事業成長を支援する高度なAIサービスを提供していく。

 


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