レオパレス21(8848)、シルバー事業のうち有料老人ホーム事業を子会社アズ・ライフケアに承継

株式会社レオパレス（以下「レオパレス」）は、取締役会において、シルバー事業のうち、有料老人ホーム 22 施設を除く 40施設に係る事業に関して有する権利義務を、吸収分割の方法により当社の完全子会社である株式会社アズ・ラ イフケア（以下「アズ・ライフケア」）に承継させる会社分割を行うことを決定した。

本件会社分割の目的

レオパレスグループの介護事業については、アズ・ライフケア設立時より、当社グループ介護事業の集約、意思 決定の迅速化等の観点から、アズ・ライフケアへ事業を集約することを検討していた。
今回、施工不備問題に対する様々な経営再建策により入居率の改善やコスト削減など、改善の兆しが見えてきたことから、当初予定していた本吸収分割を行うことを決定した。 今回の吸収分割については、シルバー事業 62施設のうち、収益改善余地のある有料老人ホーム 22施設を除き、十分に収益が見込める 40 施設を吸収分割する。介護業界を取り巻く環境は、超高齢化社会の突入により要介護人口が増え、関連マーケットは拡大トレン ドにある一方、施設数の増加や介護従事者の人材確保難もあわせて、同業他社間での競争が激化している。 この環境下において、今回の移管は、事業の集約と意思決定の迅速化を図ることにより、顧客により良いサービスをタイムリーに提供できるよう、機動的な組織体制を構築することを目的に行っていく。