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三洋化成工業(4471)が、卵由来の液体肥料を開発するENEGGOと資本業務提携

2022-09-06

 

-廃棄物である卵殻及び卵殻膜を活用し、脱炭素および持続可能な農業の実現を目指す-


三洋化成工業株式会社(本社:京都市東山区、以下「三洋化成」)は、卵由来の液体肥料の開発を行う ENEGGO 株式会社(本社:佐賀県佐賀市、以下「エネゴ」)と、これまで廃棄されていた卵殻および卵殻膜を活用した新製品開発及び新技術の研究開発の実施に向けて資本業務提携契約を締結した。

三洋化成は、今回の出資を通してエネゴと強力なパートナーシップを構築し、液体肥料及び農業資材 の共同開発を促進していく。
また、エネゴのペプチド技術やブランドを新たに融合することで、ペプチ ドのパイプラインを拡充し、三洋化成が注力している「ペプチド農業」の早期確立につなげる。 エネゴは廃棄物である卵殻及び卵殻膜に含まれているタンパク質を独自の技術で可溶化させ、植物 の成長に重要なアミノ酸を抽出し、世界初の卵由来有機アミノ酸を配合した液体肥料を開発を行う。将来的には化学肥料の使用を低減できる新規肥料の開発を目指しており、CO2 削減と循環型社会の実現に向けて活動している。

三洋化成は、社是「企業を通じてよりよい社会を建設しよう」のもと、これまで培った界面制御技術を はじめとする化学技術によって、多様な分野の顧客が抱える課題に応えるソリューションビジネスを展開しており、近年はエネルギー・エレクトロニクス、バイオメディカル分野に加え、人々の健康と暮ら しを支えるアグリ・ニュートリション分野にも力を注ぐ。


アグリ・ニュートリション分野では、2021 年に株式会社ファーマフーズと共同で策定した「アグリ・ニュート リション基本計画」に基づき、植物の機能を最大限に引き出す成分(ペプチド、アミノ酸等)の研究や、当 社のコア技術である界面制御技術を活用して、有効成分を効率的に植物に届けるデリバリー技術の開発 を行う。ペプチドはアミノ酸が複数つながったもので、植物の生育環境への適応や、病害に対 する耐性向上のために必要な成分であり、特定のペプチドをバイオスティミュラント として活用し、植物に 与えることで、植物に不足している性質を発現させ、本来のポテンシャルを最大限に引き出すことが期待される。




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