マイクロアド(9553)、LINEチャットボットを活用したマーケティングサービス提供のcoryを買収
株式会社マイクロアド(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:渡辺 健太郎、以下マイクロアド)は、LINEチャットボットを活用したマーケティングサービスを提供する株式会社cory(本社:東京都渋谷区、代表取締役:諏訪 優太)の株式を取得し、子会社化することを決定した。
子会社化の目的と今後の展開
マイクロアドが株式を取得する株式会社coryは、顧客のサイトから離脱したユーザーをLINEアカウントへ誘導し独自開発のチャットボットを活用して、LINEを通じた商品購買や商品認知を後押しするマーケティングサービスとして「conel(コネル)」を提供している。また、イクロアドでは従来からデータプロダクト「UNIVERSE」において、膨大な消費行動データを分析・活用し、様々な業界業種に特化した広告配信サービスを提供している。
今回の子会社化によって、株式会社coryの提供する「conel」と、当社の提供するUNIVERSEの連携を強化する。UNIVERSEによる広告配信から、「conel」によるLINEを通じた継続的な消費者とのコミュニケーションを一気通貫で実現することで、マーケティング効果のさらなる向上が期待できる。加えて、マイクロアドのUNIVERSEが保有する様々な消費行動データを「conel」と直接連携することで、より効果的なLINEによる消費者への商品購買や商品認知の促進が可能である。
また、株式会社coryがサービスを提供するチャットボットの市場規模は2022年では132億円と予測されており、2017年から10倍の規模まで急速に市場が拡大している※1。今後更なる拡大が予測されるチャットボット市場において、当社のUNIVERSEが保有する膨大な消費行動データと分析力を活用することで、市場におけるシェア拡大を狙っていく。このような両社サービスの緻密な連携によって、高いシナジー効果が期待されるため、株式会社coryの子会社化を決定した。
マイクロアドは今後も国内外の様々なスタートアップ・ベンチャー企業の優れた技術や新しい事業領域の知見を積極的に取り入れ、さらなる事業の発展を目指す。
※1 出典:矢野経済研究所「対話型AIシステム市場に関する調査」