M&Aニュース
M&Aニュースのイメージ

ブルボン(2208)とキャス・キャピタル、流通・小売業向け洋菓子製造販売のマルキンを買収

2023-01-30
株式会社ブルボン(以下、「ブルボン」という。)は、キャス・キャピタル株式会社(以下、「キャス・キャピタル」という。)と、株式会社マルキン(以下、「マルキン」という。)の全株式を取得(以下、「本案件」という。)することとなった。
これは、キャス・キャピタルが運用管理する投資事業有限責任組合キャス・キャピタル・ファ ンド七号と共同で出資する、特別目的会社であるBCCA株式会社(以下、「SPC」といいます。)を通 じて行うものである。 またブルボンは、本案件後にマルキンと企業価値向上に向けた業務提携契約を締結することを予定している。(以下、SPCによるマルキンの全株式の取得と併せて「本件」という。)


背景

ブルボンは、1924 年に新潟県柏崎で「北日本製菓」として創業し、2024 年に創業 100 周年を迎える。「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに。」の合言葉のもと、「心と体の健康づくり」の観点から、 SDGsに向けた貢献や“食”の提供とともに、“文化・芸術”“スポーツ”などの支援活動に取り組んでいる。 「ルマンド」「シルベーヌ」「アルフォート」「チーズおかき」に代表される、多数のロングセラーの 菓子のほか、飲料、食品、冷菓など多様なカテゴリーの商品提供に加え、生活習慣病予防のための機能性食品、健康食品の開発も進めており、持続可能な未来社会をデザインしていく健康増進総合支援企業を 目指している。
国内の流通菓子市場は、人口減少の影響により持続的成長に陰りが懸念される。ブルボンが今後も需要 拡大を永続的に図って行くためには、M&Aを含む幅広な企業間連携を通じた相乗効果による付加価値の 高い商品の提供と、新たな需要の創出が不可欠と考えている。

この度、SPCを通じて株式を取得する株式会社マルキンは、流通・小売業向けバウムクーヘンの 取扱量はトップクラスを誇り、コロナ禍においても大手スーパー・大手ドラッグストア等を含む豊富な 販売網により、プライベートブランド製品を中心に、人々の生活に浸透した製品を多く供給する事業展開 を行っている。

本件の目的

本件では、ブルボングループよりマルキンへ新製品開発、営業、マーケティング等のノウハウの提供と 原材料の購買等を通じ、同社の事業の更なる成長と収益性向上を図っていく。ブルボングループは、 賞味期限の短い洋菓子の領域において高い収益性を誇るマルキンと、製品戦略やグループ経営の展開の 加速を通じて企業価値の向上を図っていく。


M&Aへの疑問

M&Aへの疑問のイメージ

M&Aに関する疑問に市場統計や弊社実績情報から、分かりやすくお答えします。

業種別M&A動向

業種別M&A動向のイメージ

日本国内におけるM&Aの件数は近年増加傾向にあります。その背景には、企業を取り巻く環境の変化があります。

M&Aキャピタルパートナーズが
選ばれる理由

創業以来、売り手・買い手双方のお客様から頂戴する手数料は同一で、
実際の株式の取引額をそのまま報酬基準とする「株価レーマン方式」を採用しております。
弊社の頂戴する成功報酬の報酬率(手数料率)は、
M&A仲介業界の中でも「支払手数料率の低さNo.1」を誇っております。