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VTuberプロジェクト構築のAnotherBall、エンジェルラウンドで約3億円の資金調達を実施

2023-05-17
デジタルエンターテインメント企業のAnotherBall株式会社は、エンジェルラウンドにて約3億円の資金調達を実施した。

AnotherBall社は、過去に家族向けの情報サイト「ママリ」や多国籍VTuber事務所「PRISM PROJECT」などを立ち上げ、それぞれKDDIとSONYグループに売却した実績のある、大湯俊介(CEO)、島田達朗(CTO)が率いるチームで、IZUMOを通じて全く新しいVTuberプロジェクトを構築していく。
IZUMOはAI・Web3時代のVTuberプロジェクトで、これらの技術を活用し誰もが自分らしく生きることができる持続可能なプラットフォームを構築することをミッションとしている。

 


CEO大湯のコメント

「なりたい自分として生きていけるVTuberは、間違いなく次の大きなトレンドになる」これは私が2010年代から、いち消費者として感じていることでした。Roblox、Minecraft、Fortniteなど、世界有数の人気ゲームでは既にアバターがその経済圏の中心となっており、今後 "デジタル世界における存在" の価値が一層高まっていくことは間違いありません。IZUMOではこの流れを汲み、デジタル世界での経済循環を加速させ、誰もが創造を続けられる世界を後押しして参ります。
また、改めてこのような著名な投資家の皆様から信頼をいただき身の引き締まる思いです。今回の資金調達によりIZUMOのミッションをより推し進め、皆様に良きオタクライフを届けたいなと思っております。



投資家コメント

IZUMOは、日本文化と最先端技術が融合した世界的なプロジェクトになる可能性があると、有力な投資家から期待を寄せられています。その声の一部を下記にご紹介します。

 

・Jaynti Kanani (Polygon共同創業者)

アニメ好きの一人として、私は彼らの挑戦がとても魅力的なものだと思い投資に至りました。世界中には多くのアニメファンがいますが、本当にオーセンティックなチームでこの領域に挑戦する人は多くありません。彼らのチームは日本の文化を土台にしつつ、そこに新しい技術を交えることで世界規模のサービスを作れる可能性を秘めており、今から行く末が楽しみです。

 

・Kevin Lin(Metatheory社CEO、Twitch共同創業者)

Twitchの共同創業者として、私はバーチャルキャラクターの膨大な可能性を目の当たりしてきました。とりわけ日本で発祥し急速に成長しているVTuberの文化は多くの人を魅了し、人間がバーチャル世界で人と交流する際のあり方を再定義する全世界的な現象となっています。この文化は、AIやWeb3などの技術が統合されることを通じさらなる高みへと進化していくでしょう。IZUMOのファウンダーであるCapはこれを深く理解していると感じており、その先見の明と取り組みの姿勢をみてIZUMOに投資することを決めました。共にVTuberテクノロジーの無限の可能性を開放し、デジタル世界の未来を一緒に作りあげていくのが楽しみです。

 

・Richard Ma(Quantstamp社CEO)

今回、創業チームがもつクリエイターへの情熱に魅了され同社への投資を決めました。彼らはバーチャルエンターテインメントの姿を変えていくような事業に取り組んでいます。IZUMOのクリエイターエコノミーへのコミットメントは素晴らしく、新たなコンテンツ消費の形を作っていくでしょう。私は彼らがWeb3領域での新しいエンターテインメントを創造すると信じており、その旅の一部になれることを光栄に思います。



・大日方 祐介, 渡辺 創太 (Next Web Capital)

スタートアップ経験豊富なお二人がグローバルに再び本気で挑戦する、かつ心から楽しそうに話をしていたアニメやエンタメの領域に腰を据えると聞いた時、こんなユニークな掛け合わせでWeb3に取り組む集団は世界中どこにもおらず唯一無二のものができるとすぐに感じました。Web3の世界では、日本人であること、日本ならではの表現はまだまだ希少で大きな強みになります。日本にルーツを持つIZUMOが、グローバルのど真ん中でバーチャルエンタメをどう表現していくのか、とても楽しみです。

 

・孫 泰藏 (Co-founder of Mistletoe)

実は私は、創業者の二人が初めて立ち上げた会社のファーストインベスターでもあります。彼らは創業後の二年間、1円の給与ももらわずにクリエイターエコノミーの領域で必死に挑戦をしていました。その際は同領域では結果が出ず、ピボットを経て成功を勝ち取った彼ら。そんな彼らが今回、「強くてニューゲーム」として日本が誇るべきエンタメ領域で何を成し遂げてくれるのか。それが今から楽しみで仕方がありません。


。IZUMOの詳細については、以下のリンクをご参照ください。



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